20121020

インフレ誘導策の前に、現状を再確認しよう!



inflation
  
今日も日本の現状をグラフから解剖します。

日本経済と先進諸国を比較します。


実質経済成長率、the rate of economic growth、world

< 1 実質経済成長率の推移 >

このグラフでは日本の経済成長率は先進国中、著しく悪いとは言えません。

前回のグラフ1において日本だけが取り残されているようにみえました。

それは名目と実質の違いで、インフレ率3%が10年続くと1.8倍の経済規模になるのです。

結局、日本はそれほど悪いとは言えません。


失業率推移、world、 the unemployment [jobless] rate

< 2 失業率の推移 >

欧米と日本の失業率を比較したもので、リーマンショック後も他国に較べて低くなっています。


若者失業率、world、 the unemployment [jobless] rate、 youth

< 3 欧州の若者の失業率推移 >

欧州各国の若者の失業率では、ドイツを除いて高率です。米国も同様です。

欧米は日本に比べて失業率の点で経済不況が深刻化していると言えます。

ただし日本も若者の非正規雇用が増加し、50%を越えています(賃金が安い)。


日本の経常収支、transition、japan、 a current (account) balance

< 4 日本の経常収支 >

経常収支とは、海外貿易による国の収支で、商品・サービスの売買と外国投資による利益からなる。

貿易では輸出額が減り輸入額が増えて赤字、しかし海外への投資(金融と産業移転)による利益が増加傾向にある。

取りあえず円高による産業空洞化にあっても、投資利益が国内に還元され国内総生産額を上げている。


経常収支、transition、japan、 a current (account) balance

< 5 欧米各国の経常収支の推移 >

欧州各国のGDPに対する経常収支を見ると、ここでもドイツ以外は赤字傾向が顕著です。

ここでも日本はドイツと同様に良い状態にあると言えます。

 歳入歳出グラフ、国債、a government bond、transition、japan、earnings and expenses

< 6 日本政府の歳入歳出の推移 >

平成2年が1990年で、この年から税収が低減し始めました。

しかし歳出は増え続け、その穴埋めに赤字国債の発行額は急激に増加しました。

日露戦争時、通常予算と同額の戦費(この時は外国から)を賄わなければなりませんでしたが、同じ状況です。

 
< 7 金融資産の帳尻の推移 >

そこで問題になるのが、1000兆円を越える負債残高です。

これについて巷では色々言われており、国内の民間と国の金融資産で消化可能、またはインフレにしてしまえば問題解消すると。

このグラフからは過去は均衡していましたが、家計(民間)の資産と一般政府の負債の推移から危険な状態になりつつあることがわかります。

日本では国民所得と税収が伸びないことと貯蓄率の低下が起こっているからです。


金利、a rate of interest、world、transition


< 8 金利の推移 >

先進国の金利を比較したものです。この金利であるから現在の国債発行額で済むのです。

しかし信用失墜かインフレで金利が上昇すればたちまち問題です。

もし金利が1%上昇するなら借金1000兆円の利払いは年間10兆円増加します。


今回の話で重要なことは、日本は他の先進国とは異なる経済、財政、金融の動きをしていることです。

そしてそれが悪いか良いかということです。

失業率、触れませんでしたが所得格差などで他の先進諸国はここ5年ほどの間に急激に状況が悪くなっています。

それは19日のNHKの対談でノーベル経済学者クルーグマンとスティグリッツが共に指摘していました。

さらにスティグリッツは日本に謝らなければならないと言い、結局日本と同じ状況になってしまったと自戒していました。

次回は最終回の予定です。提言をまとめます。


20121016

Misunderstanding of war 1 : the Sino-Japanese War 1



豊島沖海戦,the first naval battle of the First Sino-Japanese War

 < the first naval battle of the First Sino-Japanese War >

The Misunderstanding of war has some types. Some people imagine that a war automatically starts, will be expanded rapidly and will go to the worst state.

During war, many people are in a nightmare with heat, and do not suspect the good behavior. It is the same even if it has finished.

The reason for taking up the Sino-Japanese War(189495) is that Japan achieved continent advance first by this war.

After this, the neighboring countries are meeting with a misfortune for long time.

For many people of both countries, the recognition of history has big distance.

This will stir up regret to one side and an uncomprehension of another side will extend the wound further.



戦争の誤謬にはいくつかある。戦争は勝手に始まり、あれよあれよと拡大し、行き着くところまで行ってしまう。戦争中、皆は熱病にうなされ信じ善行を疑わない。終わっても同様である。

日清戦争(1894~95)を取り上げる理由は、日本が大陸進出にのめり込む最初の戦争であり、隣国が多大な惨禍に見舞われる端緒になったからです。

大半の両国民にとって、その歴史認識に大きな隔たりがある。

これが一方の悔しさを呼び起こし、他方の無理解がさらにその傷口を広げることになる。


坂の上の雲,  drama, novel ,Saka no Ue no Kumo

 < a dramatization of a novel Saka no Ue no Kumo” >

From the Ryotaro Shiba "clouds on a hill" which is a famous historical novel,

In a novel  Saka no Ue no Kumo” written by SHIBA Ryotaro who is a leading Japanese historical novelist, there is a sentence which touched the beginning of the Sino-Japanese War. I summarize it.

A staff officer's kawakami is a perfect Prussiaist, and the staff headquarters continuously pulled Japan. This idea has determined the relation between the nation and the staff headquarters of army until the end of the Pacific War. “The Sino-Japanese War is not an unavoidable defensive war, but is a war of aggression clearly, and was already prepared in Japan.”  People often said it, but Prime minister Ito did not have such idea. However, the staff officer's kawakami was clearly such.
On the Prussiais, one principle was that one side attack an enemy suddenly.”

The author has pointed out a reckless run of the army from the Sino-Japanese War to the Pacific War. Those days, the Japanese Army yearned for the vigor of Prussia (Germany) that was sweeping across the central Europe.




最初に国民的な歴史小説である司馬遼太郎作「坂の上の雲」から、日清戦争の発端に触れた一文があります。

「参謀の川上は完全なプロシャ主義者で、参謀本部は日本を前へ前へと牽引していった。この考え方は、その後の太平洋戦争終了までの国家と陸軍参謀本部の関係を決めてしまった。

『日清戦争はやむにやまれぬ防衛戦争ではなく、あきらかに侵略戦争であり、日本においてははやくから準備されていた。』と言われるが、首相伊藤にはそういう考え方はまったくなかった。
しかし参謀の川上は、あきらかにその通りである。プロシャ主義にあっては、はじめに敵の不意を衝く先制主義であった。」

ここでは日清戦争だけでなく満州事変から太平洋戦争に至る陸軍の暴走が指摘されている。当時、彼らにはヨーロッパを席巻する勢いのプロシャ(ドイツ)への憧れがあった。


How is the German China historian looking? From “History of China civilizationbook written by Dr. Eberhard in 1980.

Although the Sino-Japanese War broke out over the head of Korea in 1894, this was a result of the problems which have existed vaguely by the imperialistic policy of Japan since 1881. Although China founded the Beiyang Fleet, this was considered to be only preparation of China for war expected long.”

The initiative of Japan is described also here.


ドイツの中国史学者はどう見ているのだろうか。エーバーハルト著「中国文明史」1980年刊 より。

「日清戦争は1894年、朝鮮の頭越しに勃発したが、これは1881年以来日本の帝国主義的政策により漠として存在していた諸問題の結果であった。中国は北洋艦隊を創設したが、これはながらく予期された戦争のための、中国側の用意としか考えられなかった。」

ここにも日本側の主導が述べられている。


戦争の日本近現代史, book,Japanese modern history of war

< a book “Japanese modern history of war” >

I summarize and quote from a book “Japanese modern history of war” book written by a Japanese historian Youko Katou in 2002. This shows the progress situation of the Sino-Japanese War.

1  The military budget was already being steadily acquired noticing that protection of the profits line was a way to independent self-defense.

2  The previous year of the outbreak of war, this editorial appeared in a newspaper. "it is required to take the policy Japan colonizes Japanese people in Korea rather than makes Korea a tributary. Then, this peninsula can be used as an outer wall of a castle for 100 years or more.” Maintaining the appearance of independent of Korea also includes the intention that avoids interference of a strong country.

3  The thing required for the next was an excuse to exterminate Qing. “Unless responsibility attains to me, since you can use what kind of means, you have to make the excuse of the outbreak of war.” Foreign Minister Mutsu ordered the legation it.

4  In March 1994, a farmer army will rise in quest of reform in Korea. It spread all over the country in May, and the dynasty requested dispatch of the army from Qing. 

5  Although Foreign Minister Mutsu will propose "the JapanQing internal-affairs reform proposal about Korea" to Qing in June 94, but Qing refuses this. "the internal war was already suppressed. Korea should perform reform by itself.” The reason was appropriate. Japan sends a letter breaking off the relation to Qing immediately, and promotes military conflict. In July Japan attacked the Korean king's palace and did a naval battle, and declared the war in August.

6  In July 1994, a newspaper was sympathized with the Japanese Government. “For Eastern peace, Japan advised by thinking that it is necessary to make Korea into the perfect independent country. However, in contrast, Qing considered that Korea is a dependency and interfered.  Therefore Japan should open war.”





日本の歴史学者加藤陽子著「戦争の日本近現代史」2002年刊から抜粋要約します。

1 利益線の守護が独立自衛への道だとして軍事予算は既に着実に獲得されつつあった。

2 開戦の1年前、新聞にこの論説が載る。「日本は朝鮮を属国とするのではなく、日本人を朝鮮に植民する方策をとることが必要である。そうすれば、この半島を百年以上、城の外壁として使える。」これには独立の体裁を保つことにより列強の干渉を避ける意図も含まれている。

3 次ぎに必要なのは清を駆除する口実でした。「私に責任が及ばない限りは如何なる手段を使っても、開戦の口実を作るべし」と陸奥外相は公使館に命じた。

4 94年3月、朝鮮では農民軍が改革を求めて蜂起した。5月には全州が占領され、王朝は清に軍の派遣を要請した。

5 94年6月、陸奥は清国に「朝鮮に関する日清内政改革提案」を出しますが、清国はこれを拒絶します。その理由は「内乱はすでに鎮圧された。朝鮮の改革は朝鮮みずからおこなうべきである。」とまともなものでした。待ってましたとばかり日本は清国に絶交書を送り、軍事衝突を推し進めます。日本は7月朝鮮王宮攻撃、沖海戦、8月宣戦布告となった。

6 94年7月、ある新聞は陸奥に同調している。「日本は東洋の平和のために、朝鮮を完全な独立国とする必要があると考え、勧告をおこなった。しかし清国はこれに反して、朝鮮を属国と見なし、干渉をおこなった、よって開戦すべきである。」


People desire the outbreak of war wanted to have considered the Korean to be an outside castle and to make it a colony. Therefore, they wanted defeating Qing. Furthermore, the political party and the newspaper also desired the hegemonism. When the war started, many volunteer soldiers were formed in Japan. And people were pleased with victorious celebration all together. In this way, it pushed on to war.

Next time I look at the sadness of occupied Korea.



開戦を望む者は朝鮮半島を外城と考え、植民地にしたかった。そのために中国を撃破することを望んだのです。さらに政党や新聞もその覇権主義に乗じていた。開戦と共に、日本国内では義勇兵が起ち上がった。彼らは朝鮮の独立と信じて疑わなかったのです。また戦勝祝賀ムードで沸き立ちました。こうして戦争へと突き進んで行ったのです。

次回は、その占領された朝鮮半島の悲哀を見ます。















20121013

インフレ誘導策を前向きに考えよう!!



前回は日本の経済状況を嘆き、どうすれば良いかを投げかけました。

これからの数回で日本経済を良くする具体案をわかりやすく紹介します。

この方法は岩田規久男氏やクルーグマン氏の唱えるインフレ・ターゲティングが主になります。

今回は日本経済がどのように悪いかをグラフを通じて知ってもらいます。

世界と比較すれば一目瞭然です。


GDP推移


< 1 各国のGDP推移  

このグラフは日本の国内総生産額の推移を見ている。

日本は主要先進国から完全に取り残されている。

主要先進国が所得を2倍にしている間に日本は10%増えただけだ。

賃金推移


< 2 各国の賃金推移 >

当然だが、日本の賃金は90年を境にまったく伸びなくなった。

それ以前も以後も日本を除く先進国の所得は増え続けた。

日本の生産性は上昇している(つまり不景気で対価を貰えないのか?)。


財政赤字の推移


< 3 各国の財政赤字推移 >

日本の財政赤字は1990年代始めから急激に増加している。

それまでは先進国より低めで安定していた。

労働人口減や産業構造の硬直化では説明できない要因が急激に作用したことを示す。

 為替レートの推移

< 4 為替レートの推移 >

主要通貨に対して独歩高になっている。

それは概ね90年代から始まったと言える。



今まで4つのグラフはすべて日本のマイナス面を示していた。

ここで日銀が自慢出来るグラフを見せます。

インフレ率の推移


< 5 インフレ率の推移 >

これは先進国で唯一日本だけが物価安定し、さらに珍しくデフレになっているのです。

これこそ日銀が堅く守り抜いて来た唯一のものです。

先進国のインフレ率は皆1~3%に収まっています(後で重要になります)。

実は日本の失業率は先進国内で最も低く安定している。

デフレ策とは無縁で、景気が良くなればもっと失業率は下がります。


なぜ日本はこのような惨状になってしまったのか?

その理由はデフレ(不景気)を容認し、景気を良くするための政策を日銀が実施していないからです。

その根本要因の一つが以下のグラフです。

貨幣供給量の推移

貨幣供給量の推移

< 6 貨幣供給量の推移 >

貨幣供給は日銀の仕事で、これによって市中に出回る資金を調整し景気を良くし、また過熱気味な景気を抑制出来るのです。

20年の間、日本だけが貨幣供給量を20年間増加させていないのです。

特にリーマンショック後、先進国は数倍に供給量を増加させていますが、日本だけは頑なにその姿勢を変えていません。


これらグラフを見ていただければ、日本の失われた20年を実感出来ると思います。

先進国で日本だけがなぜ取り残されたのか?

不思議なことに、圧等的に多くの政治家、学者、経済評論家、マスコミは日銀と財務省の肩を持っています。

まるで原発の危険性や産官学の癒着に触れなかった状況と酷似しています。

同じような社会の弊害が根を張っているようです。

次回は、解決策を見ます。






20121008

Misunderstanding of war 1: Introduction


A Chinese anti-Japan demonstration 、中国の反日デモ
  
< A Chinese anti-Japan demonstration >

This time, the territorial problem was revived between Japan, and China and South Korea.

The report that tells the situation of China and South Korea overflowed with the anti-Japanese sentiment.

Many attracted remarks in the domestic Internet were very exclusive.

On the other hand, there are many indifferent people overwhelmingly.

This made me worry about war.

By this series, I want to reduce the misunderstanding of war as much as possible.



今回、日本と中国・韓国との間で領土問題が再燃しました。

中国、韓国の様子を伝える報道は反日感情に溢れ、国内のインターネット上の発言は排他的なのが目につきます。

一方圧倒的に無関心な人が多いのです。このことに私は戦争を危惧しました。

この連載によって、私はすこしでも戦争に対する誤解を無くたいと思います。


The South Korean President lands at Takeshima( island)、竹島上陸

< The South Korean President lands at Takeshima( island). >

On the Internet, the voice to which Japanese people blame Chinese people and South Koreans strongly stood out about the problem of Takeshima Island and the Senkaku Islands.

They commonly do not know the history or culture of a partner country, then they will have an antipathy.

They almost do not know that Japan did to South Korea or China for half a century, or misunderstand it to suit themselves.

In that context, it can be said that the textbook of a Japanese school is inducing a lack of understanding.

Although some facts are described, Japanese students cannot understand the reason that peoples of the partner country is indignant by only the contents.

Furthermore, from 20 years ago, the argument that there was not aggression of Japan began to cover mass media.

Naturally, this tendency is comfortable for many Japanese.
However, when this is neglected, the mutual hate will increase, it will cause the confrontation finally.


今回の竹島、尖閣諸島の領有問題で、インターネット上で日本人が中国人や韓国人を強く非難する声が目につきました。

彼らは相手国の歴史や文化を知らずに反感を持っている。


日本が半世紀にわたって韓国や中国に対して行ったことを、彼らはまったく知らないか、都合の良いように誤解している。

その意味で日本の学校の教科書は、理解不足を生んでいると言える。

いくつか事実が述べられているが、それだけでは相手の憤慨する理由を理解出来ない。

さらにここ20年前から、日本の侵略行為はなかったとする論調がマスコミを覆い始めた。

当然、その方が日本人にとっては心地よいことではある。

しかしそのことを放置すると、互いの憎しみが増し、それが最終的に対立を引き起こすでしょう。


Dispute of the Senkaku Islands 、尖閣諸島の紛争
  
< Dispute of the Senkaku Islands >

This series aims at the following things.

    We squarely face the unhappy history of Japan, South Korea, and China , and should understand a partner's anger.
 
    Why do the war start, and why do it expand, and why can't we stop it?  We look at it

    How does war ruin people's heart and how does war make people arouse the combative spirit?  We look at it

    How does war cause a miserable and immense loss?  We look at it
 
    Finally we look at the new method of solving conflict.  

Next time, it starts with war of Japan and Korea next time.



この連載では、以下のことを目指します。

    日本と韓国、中国の不幸な歴史を直視し、相手の憤怒を理解する。
 
    戦争が、どうして始まり、なぜ拡大し、なぜ止めることが出来ないのかを見る。

    戦争が、如何にして人々の心を荒廃させ、戦争に駆り立てるかを見る。
 
    紛争が拡大すると、如何に悲惨で莫大な損失を生むかを見る。
 
    最後に、紛争を解決する新たな方法を見ます。


次回は日本と朝鮮の戦争から始めます。









20121005

インフレ誘導策を皆さんと一緒に考えたい


紙幣、デフレ

今日は皆さんに日本経済の重要な論点を考えていただきたい。

それは今のデフレ不景気を脱却する為に、通貨供給量を増やしインフレ誘導する金融・財政政策のことです。

私は経済学の素人なので、問題点をまとめますので、後は皆さんのご意見を聞きたい。


現状で克服したい問題点。

1.        長期間のデフレ(物価低迷)による不景気、若い人の失業など。

・通常インフレになると失業率は低下する。
・低いインフレ率は好景気を意味した。
 
2.        円高により輸出企業が苦戦し、海外に転出してしまう。

・十数年前は円レートが120円台であった。
・日本は労働人口が減り、さらに高収益企業が海外に出てしまうと、国民所得は減る一方。

3.        国と自治体の膨大な借金を減らす為には消費税増税以外の解消策が必要。

・借金返済の為の増税は間違いなく景気を悪化させる。敢えて行うこと必要だが。
・先に政府出費を抑え所得税増税すべきだが各論反対で、さらに消費税増税になるだろう。これは格差拡大を推し進める。

日銀、白川総裁


リフレ策、インフレターゲット論について

1.        目玉の政策 

・日銀が目標にしたがって金融政策でインフレを誘導する。1~3%ぐらい。
・日銀が政府発行の国債を引き受け、貨幣供給量を増やす。年数十兆円ぐらいか。 

2.        指摘されている問題点

・日銀の自主性が無くなれば、政府の無謀な財政支出を招く事になる。歴史的、世界的に経済破綻を招いたことがある。

・インフレが始まると制御できずに加速する。70年代のスタグフレーション(不況とインフレ)のマイナスイメージ(預金の目減りなど)がある。
 
・日銀の国債引き受けは現在も行われているが、推し進めても効果なし。他の経済問題が発生する。経済理論が難しくて私には理解出来ない。


frb、経済学者
  
海外の動向

A         ノーベル経済学者クルーグマンはインフレターゲット論を唱え、日本の増税は失敗策だと以前から指摘している。 

B         ノーベル経済学者スティグリッツは、現在の経済学ではインフレを以前ほどには悪く見ておらず、理解が進んでいるとし、低いインフレは認めているようだ。

C         米国FRBはインフレターゲットを採用している。他先進国にもある。


経済や政策に詳しい人はわかりやすい説明を書き込んで下さい。
よろしくお願いします。





20121004

Introduce the southern end of Awaji Island




The other day, l went to National Park Resort Minami Awaji in the south of Awaji Island.
My purpose was to lunch and go in a hot springs.
Because of fine weather, the sky and the bay of midsummer shone in deep blue, and were beautiful.

昨日、淡路島の南端にある休暇村・南淡路に行って来ました。
ランチと温泉が目的でした。
快晴で真夏の空と福良湾は濃い青色に光り輝き美しかった。

Naruto whirlpools , swirling (ocean) current

< Naruto whirlpools >
This whirlpool in the Naruto Strait is one of the largest in the world.
The greatest diameter reaches as many as 30m.


鳴門海峡には世界でも有数の渦潮が発生します。
その最大直径は30mにも達します。

hotel,National Park Resort Minami Awaji

< hotelNational Park Resort Minami Awaji >
We will be able overlooking the bay on the east side from this restaurant, and the Naruto Strait on the west from thermal baths.


このホテルのレストランから東側に福良湾、温泉浴場から西側に鳴門海峡が見下ろせます。

the bay from this restaurant

< the bay from this restaurant

 fishing boat 、 

< a fishing boat goes back and forth >
A big and small ship leaves a white track and it crosses.

大小の船が白い航跡を残し横切って行きます。

National Park Resort Minami Awaji,,thermal baths


< thermal baths
There is an open-air bath on the right side of the large bath in the room.

室内の大浴場の右手に露天風呂があります。

the Naruto Strait from thermal baths

< the Naruto Strait from thermal baths >

the Naruto Strait、 sunset 、 open-air bath


< the Naruto Strait of a sunset from an open-air bath >

Ōnaruto Bridge, Whirlpools

< Ōnaruto Bridge >

An endless number of Whirlpools occur under the bridge of this length 1600m.

この全長1600mの橋の下に渦潮が発生します。

 sightseeing boat , whirlpools, Naruto Straits

< sightseeing boat

This is the ship see the whirlpools.

その渦潮を見る遊覧船です。

The grace of delicious sea, Naruto Strait, Tai (sea bream), Hugu (puffer fish), Hamo (sharp-toothed eel), and Wakame

< The grace of delicious sea >
The grace of delicious sea can be taken from this bay and the Naruto Straits.
Famous things are Tai (sea bream), Hugu (puffer fish), Hamo (sharp-toothed eel), and Wakame (a kind of seaweed).

この湾と鳴門海峡の海の幸は鯛、ふぐ、はも、わかめが有名です。

 delicious sea , Japanese food, seafood

< The grace of delicious sea >
It is an example of Japanese food that uses seafood.
Though regrettable, I am not eating this time.

Please spend this summer happily and energetically.


これは海の幸を使った日本料理の例です。
残念ながら今回私は食べていません。