今日は皆さんに日本経済の重要な論点を考えていただきたい。
それは今のデフレ不景気を脱却する為に、通貨供給量を増やしインフレ誘導する金融・財政政策のことです。
私は経済学の素人なので、問題点をまとめますので、後は皆さんのご意見を聞きたい。
現状で克服したい問題点。
1.
長期間のデフレ(物価低迷)による不景気、若い人の失業など。
・通常インフレになると失業率は低下する。
・低いインフレ率は好景気を意味した。
2.
円高により輸出企業が苦戦し、海外に転出してしまう。
・十数年前は円レートが120円台であった。
・日本は労働人口が減り、さらに高収益企業が海外に出てしまうと、国民所得は減る一方。
3.
国と自治体の膨大な借金を減らす為には消費税増税以外の解消策が必要。
・借金返済の為の増税は間違いなく景気を悪化させる。敢えて行うこと必要だが。
・先に政府出費を抑え所得税増税すべきだが各論反対で、さらに消費税増税になるだろう。これは格差拡大を推し進める。
リフレ策、インフレターゲット論について
1.
目玉の政策
・日銀が目標にしたがって金融政策でインフレを誘導する。1~3%ぐらい。
・日銀が政府発行の国債を引き受け、貨幣供給量を増やす。年数十兆円ぐらいか。
2.
指摘されている問題点
・日銀の自主性が無くなれば、政府の無謀な財政支出を招く事になる。歴史的、世界的に経済破綻を招いたことがある。
・インフレが始まると制御できずに加速する。70年代のスタグフレーション(不況とインフレ)のマイナスイメージ(預金の目減りなど)がある。
・日銀の国債引き受けは現在も行われているが、推し進めても効果なし。他の経済問題が発生する。経済理論が難しくて私には理解出来ない。
海外の動向
A
ノーベル経済学者クルーグマンはインフレターゲット論を唱え、日本の増税は失敗策だと以前から指摘している。
B
ノーベル経済学者スティグリッツは、現在の経済学ではインフレを以前ほどには悪く見ておらず、理解が進んでいるとし、低いインフレは認めているようだ。
C
米国FRBはインフレターゲットを採用している。他先進国にもある。
経済や政策に詳しい人はわかりやすい説明を書き込んで下さい。
よろしくお願いします。
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