本連載1~16の目次と要約、参考文献を載せます。
この連載で、日本と憲法のあり方を多角的に見ました。
目次と要約
* 日本の国民に迫っている大きな変化と背景にあるものを見ます。
キーワード: 憲法改正、解釈変更、愛国心、政治不信、暴走、歴史認識
* 人類が法をどのように生みだして来たのか、要点を見ます。
キーワード: 進歩、戒律、法典、市民の法
* 世界の憲法制定の歴史と日本の憲法の特徴を要約。
キーワード: 大日本帝国憲法、日本国憲法、権利の章典、合衆国憲法、国連憲章
* 法から憲法が生まれ、憲法が最高法規として国の要になる過程を見ます。
キーワード: 人権宣言、民主制、主権在民、人間の権利、正義
* 正義や法、人権などの法思想が西欧で如何に生まれたかを要約し、日本と比較した。
キーワード: キリスト教、ルネサンス、都市市民、宗教改革、一揆
* なぜ憲法は国家権力の濫用防止を目指したのか、ヒトラーの独裁を例に見ます。
キーワード: 大統領、ナチ党、戒厳令、全権委任法、第二次世界大戦
* 憲法に盛り込まれた政治制度、権力の分立と抑制を担う三権分立とは何かを見ます。
キーワード: 行政、立法、司法、違憲審査、選挙制度
* 現状の政治制度の問題を見ます。
キーワード: 違憲審査、最高裁判所、行政の巨大化・専門化、情報の隠蔽
* 9話から15話まで戦争防止を見ます。ここでは戦争の常識を検討します。
キーワード: 軍備増強、集団安保、中立、同盟、抑止力、日米同盟
* 戦争が始まる理由を要約し、首相の発言を検討します。
キーワード: 脅威、政争の具、愛国心、憎悪、自衛、日中戦争、PKO
* 戦争を終わらせた素晴らしき人々とその方法を紹介します。
キーワード: 国境紛争、IRA(宗教対立)、アパルトヘイト(人種差別)、独立
* 主に欧米が先導し、世界が協力し、憲法や国際条約に戦争防止策を謳った。この経緯を要約します。
キーワード: ヴェストファーレン条約、十四箇条の平和原則、国際連合憲章、各国憲法
* 国連の機能不全と銃による自衛を検討し、戦争や紛争を防げない理由を示します。
キーワード: 国連常任理事国、拒否権、集団的自衛権、銃犯罪、自衛、CIA
* 軍事同盟の善し悪し、最良の方法とは何かを、世界史を参考に見ます。
キーワード: 米国、国連、核兵器、核拡散、抑止力、EU、ストラスブール、対馬
* 戦争を生む恐怖心や憎悪、愛国心、またそれを抑制してきた人類の智恵を見ます。
キーワード: ヒトラー、軍事大国、憎悪、敗戦、コソボ、抑止論、愛着心、共感、聖書、多民族国家、海外交流
* 日本が今進むべき方向を提案し、憲法と同盟のあり方を紹介します。
キーワード: 憲法解釈変更、憲法改正、同盟、国連改革、9条、米国追従、歴史認識
長い間、拝読戴きありがとうございました。
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主な参考文献
* 法関係 :「世界史の中の憲法」浦部法穂著、「基礎法学」榎原猛編、「世界憲法集」宮沢俊善遍、「憲法学教室」浦部法穂著
* 思想関係 :「要説・世界の法思想」千葉正士著、「法思想史講義 上・下」笹倉秀夫著、「図解世界の哲学・思想」小須田健著
* 戦争関係 :「ナチズム」村瀬興雄著、「独裁者ヒトラーの全貌」荒地出版社刊、「よくわかる世界の紛争」毎日新聞社外信部編、「知られざるベトナム戦争 CIA謀略作戦」テ・ナム著、「我々はなぜ戦争をしたのか」東大作著、「安全保障学入門」防衛大学校編
* 心理関係 :「社会心理学キーワード」山岸俊男編、「文化心理学 上・下」増田・山岸共著
* 歴史関係 :「戦争の日本近現代史」加藤陽子、「世界の歴史 全10巻」創元社刊、「世界の歴史 全30巻」中央公論社刊、「早わかり日本史」河合敦著、「早わかり世界史」宮崎正勝著、「戦後史の正体」孫崎享
* 全般 : ウィキペディア、世界大百科事典、マイペディア