< 1.コンスタンティヌスの凱旋門、4世紀 >
今日は,この旅行記の最後になります。
ローマを紹介して、この旅行を簡単に振り返ります。
< 2.サンタンジェロ城、2世紀 >
< 3.テヴェレ川沿い >
上の写真: テヴェレ川の向かいにアヴェンティーノの丘が見える。
ここはローマの発祥の地となった七丘の一つで、5世紀に遡る教会がある。
中央の写真: このテヴェレ川の右岸がアヴェンティーノの丘。
下の写真: 「真実の口」の彫刻があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会。
< 4. パラティーノの丘 >
上の写真: 手前の広場は紀元前の戦車競技場跡、チルコ・マッシモ。
その後ろはパラティーノの丘で、最も歴史が古く、ローマ建国神話に繋がる紀元前8世紀に遡る。
この丘の奥に古代ローマの遺跡で有名なフォロ・ロマーノがある。
下2枚の写真: 上記の拡大。
< 5.コロッセオ >
あまりにも有名な円形競技場コロッセオです。
左にコンスタンティヌスの凱旋門がある。
< 6. コロッセオとフォロ・ロマーノ >
コロッセオの向こうにフォロ・ロマーノが見える。
< 7. チビタベッキアに向けて 1 >
いよいよ帰国の途に着きます。
チビタベッキア港からジェノバに戻り、ミラノから空路で帰国です。
< 8.チビタベッキアに向けて 2 >
この日は折しも曇天で、旅行の終わりがよりわびしくなりました。
ローマに思う
イタリアは私にとって古代ローマから中世に至るヨーロッパ史を知るには重要な所と考えていました。
しかし、今回ミラノ、ジェノバ、ローマを観光して、その思いは萎えてしまいました。
特に、ローマの中心部の街並みを見るにつけ、すべてが古いままのたたずまいであることに不安を感じた。
これでは観光地としては良いが、発展への妨げになるのではないかと思えた。
私は人類の未来を知る為に、以前は先史から古代史を理解することが大事だと考えたが、今は直接的に中世以降の世界の紛争や戦争に関心があります。
その意味で、私にはローマが遠い存在になってしまったようです。
*9
この旅行を終えて
この15日間の旅行、内12日間のクルーズは、私達夫婦にとって貴重な経験でした。
出発前、初めてのことで色々不安はあったが添乗員のおかげで無事、かつ充分な満足感を持って終えることが出来た。
数々の思いでが蘇ります。
イタリア3都市、スペイン2都市、モロッコ1都市、大西洋の2島を観光した。
冬の地中海と大西洋を経験し、大航海時代の始まりを告げる2島を見た。
この島では、大自然を感じることが出来た。
アフリカのイスラム圏であるカサブランカを体験した。
二度目のスペインで、ガウデイとピカソに触れることが出来た。
クルーズ船内の生活をエンジョイし、クルーズならでは街歩きを楽しんだ。
様々な遺跡、景色、洋上の朝日夕日を写真に撮った。
そして、海外の人々と船内や町歩きで触れ合うことが出来た。
すべて貴重で楽しい思い出になりました。
*10
長らくこの旅行記にお付き合い頂きありがとうございました。
10月には、ロシア、バルト三国、ポーランドを巡る旅に行きますので、報告することを楽しみしています。