今回は私が訪問したすべての所を簡単に紹介しておきます。
< 2. 訪問都市、赤枠7ヶ所 >
黄線はシルクロード、青線は茶葉街道、オレンジ線は海洋交易ルート。
この三つが訪問都市の中で起源前より交易・文明伝播の重要な役割を果たした。
< 3.廈門観光 >
上: 赤枠がおおよその観光範囲で、ほとんどが厦門島内。
下: 宿泊した保養所近くの高層マンション。
*廈門市
福建省の海沿いの人口373万人の大都市で、古くから貿易で発展し、華僑を多く生み出した地でもある。
訪問した所。
中山公園(市民憩いの場)、新民菜市场(庶民の市場)、廈門大学、南普陀寺、开禾路(庶民の市場)、厦门市图书总馆(最大の図書館)、厦门夏商国际水产交易中心(巨大な海鮮レストラン街もある、兴旺海鲜城)、全总休养中心・杏林湾大酒店(労働者の為の巨大保養所)など。
< 4. 北京観光 >
上: 二日間で路線バスで回れる範囲を観光。
下: 景山公園から紫禁城を見下ろす。
*北京市
人口2000万の首都で、古いものも多く残っているがITなど第三次産業が成長している。
訪問した所。
故宮(紫禁城)、景山公園、什刹海(今、人気の湖岸の古い町並み)、颐和园(西太后お気に入り)、王府井(ショッピング街)、西单(ショッピング街)、琉璃厂古文化街(書画骨董街)、中国国家博物馆(巨大な歴史博物館)、天安门广场、北京西站など。
< 5. 開封観光 >
上: 開封博物館以外の観光地は城壁内を観光。
下: 開封市博物館。
*開封市
黄河のほとりにある人口530万人の河南省の都市。
宋時代の首都として有名で当時世界最大の都市であった。
訪問した所。
開封市博物館(開封の歴史博物館)、开封府(宋時代を再現したテーマパーク)、大相国寺、延庆观(道観)、开封市鼓楼广场(夜市)、铁塔公园(数少ない宋時代の遺跡)、万博时代广场(ショッピングセンター)など。
< 6.蘭州市観光 >
上: 細長い盆地にある蘭州市中心部を観光。
下: 新幹線の車窓から、西安と蘭州の間。
甘粛省の省都で谷間を流れる黄河に沿って発達した人口310万人の都市で、古くはシルクロードの要衝として発達した。
訪問した所。
白塔山公园(眺めが良い)、中山桥(黄河に掛けた最初の鉄橋)、兰州西关清真大寺(モスク)、五泉山公园、兰州市博物馆(蘭州の歴史博物館、有名なのは甘粛省博物館)、敦煌艺术馆(出来立ての莫高窟の展示館)など。
< 7.成都観光 >
上: 1日で回れる都市部を観光。
下: 金沙遺址博物館。
*成都市
四川省の省都で、人口1600万人の大都市だが、多くの歴史的遺産や自然遺産もある。
訪問した所。
金沙遺址博物館(三星堆文化を継承)、武侯祠(諸葛孔明の廟)、杜甫草堂(唐の詩人の廟)、天府广场東側のショッピング街など。
< 8. 麗江観光 >
上: 盆地にある二つの古陳と周辺を観光。
下: 麗江古陳の甍。
*麗江市
雲南省の谷間にある標高2400mの人口110万人の都市で、古くはチベットとの交流で栄え、少数民族ナシ族の王都でした。
訪問した所。
麗江古城(数百年の伝統ある古い町並み、世界遺産)、黑龙潭公园(池に映る玉龍雪山が有名)、束河古镇、普济寺(チベット仏教)、古城忠义市场(庶民の大きな市場)、民主路の地下街(ショッピング街)など。
< 9.昆明観光 >
上: 二日間で路線バスなど行ける範囲を観光。
下: 中心部のホテル最上階からの眺め。
*昆明市
雲南省の省都で人口600万人の大都市です。
中国南端にあるが多くの東南アジアと国境を接し、多くの少数民族が住む。
訪問した所。
雲南省民俗村(中国全土の少数民族の巨大なテーマパーク)、雲南省博物館(雲南の歴史博物館)、西山風景区(断崖に掘られた龍門石窟が有名)、滇池海埂公园(琵琶湖の半分ほどの湖)、翠湖公園(市民の憩いの場)、昆明老街~南屏街(飲食・ショッピング街)など。
以上、様々な所を見聞しました。
しかし中国を知ると言う意味では、他にも重要なことがありました。
それはしばしばハプニングが起こり、中国の人々と直に触れ合い、ハット気付かされるのは様々な交通機関、飲食店、ホテルなどを利用した時でした。
これがフリーの醍醐味かもしれません。
また移動中の車窓の景色も、目を凝らして見ていると様々なことに気付かせてくれました。
次回に続きます。