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これから中国旅行記を連載します。
中国外縁部の7都市をフリーで巡りました。
訪れたのは2019年10月15日から15日間です。
< 2. 旅行のルート >
赤線は飛行機、黒線は新幹線です。
訪問都市は1廈門、2北京、3開封、4蘭州、5成都、6麗江、7昆明で、この番号順に訪れました。
< 3.上が廈門、下が北京 >
< 4.成都の博物館と麗江古陳 >
*旅行の概要
新幹線、ホテル、現地ガイドの手配はすべて旅行会社を通さずインターネットで行いました。
各都市内の移動はタクシー、公共のバス、地下鉄を利用しました。
妻と二人で毎日、2万歩ほど歩いて観光しました。
費用は土産や保険も含めて一人23万円ほどでした。
< 5.開封の夜市と蘭州 >
< 6. 昆明の観光地と繫華街 >
*訪問地と旅行時期にについて
訪問地を簡単に説明します。
廈門: 台湾企業の進出が進み、華僑を頻出した経済発展が著しい大都市です。
北京: 発展する首都であり、多くの観光地や博物館がある。
開封: 商業と大衆文化が開花した宋時代の首都で、宋時代を再現したテーマパークがある。
蘭州: シルクロードの要衝で、黄河を挟んで漢民族と異民族が境界を争った。
そして回族(イスラム)が多く住んでおり、蘭州ラーメンが有名です。
成都: 紀元前に特色ある青銅器文化が興り、三国志時代には蜀の首都であり、現在は大都市です。
麗江: 5000mを越える峰々を這うように長江が流れ、紀元前よりチベットと中国との交流(茶葉街道)の要衝でした。
現在は、その街並みが世界遺産となっている。
昆明: 漢民族の勃興に伴って幾多の先住民族が南下し、麗江を含む雲南省などに住み着いた。
古くは未開の地と言われたが、現在は多くの少数民族が漢民族と共に暮らし、東南アジアに接する交易の拠点でもある。
私は今回の旅行で、中国の経済発展が本物か、経済発展が外縁部(蘭州、麗江、昆明)まで浸透しているのかを確認したかった。
また歴史的な興味から、中国文化に多大な影響を与えたシルクロードと茶葉街道、蜀と宋時代の首都にも訪れたかった。
さらに中国国内の波乱要因である少数民族の状況も知りたかった。
実際にルートを決めるには、15日間で効率よく回れるように新幹線網と航空便の組み合わせで決めました。
< 7. 麗江の玉龍雪山と昆明の公園にて >
< 8. 新幹線と駅構内 >
この時期を選んだのは私の仕事の都合もあるが、一番は中国のゴールデンウイーク(建国記念の10月1~7日)を避けるためでした。
私から見れば、北京や麗江などの観光地はどこも国内旅行客で満員でした。
そうは言っても閑散期に入るために、蘭州の炳霊寺(へいれいじ)石窟の交通手段がやり繰り出来ず行けなかった。
また甘粛省博物館が急遽数年ぶりの改修閉館となり、入館出来なかった。
一方で、蘭州や麗江などは紅葉の初期に当たり、また開封や麗江などの観光地は至る所、菊花で埋め尽くされていて綺麗でした。
成都だけは1日中雨に降られたが、他の都市の天候は概ね良好で、温かい廈門を除いて1日の気温は約10℃~20℃でした。
< 9.新幹線の車窓からの眺めと郷土料理 >
< 10. チベット仏教の寺 >
*この旅行記で示したいこと
・様々な中国の風景、観光地、都市部の喧騒、車窓からの風景を写真と共に紹介します。
訪問したのはガイドブックにある主要な観光地、市民が憩う公園、博物館、仏教と道教の寺院です。
・各都市の社会経済、歴史や人々の暮らしについて語ります。
・中国旅行のアドバイス、交通機関、ホテル、スマホの利用、現地ガイド、食事、土産について紹介します。
・旅行で出会った中国人やエピソード、感動と困惑も紹介します。
次回に続きます。
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