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今回も引き続き、廈門島を紹介します。
写真は2019年10月16日(水曜日)の
10:30~14:00に撮影したものです。
< 2. 开禾路 1 >
こちらは前回紹介した新民菜市场より規模が大きく、水産物の品揃えが豊富でした。
それも生きている魚や海老、貝が狭い店内に大量に並べてあった。
この通りから300mほどで河口なので可能なのでしょう。
地元の人が行き交い、多くの人が気楽に買って行く。
生活が豊かになっている印象を受けた。
< 3. 开禾路 2 >
< 4. 高架の正体 >
上の写真: 私は右の高架は高速道路と思っていたが、違った。
以前は無かった。
下の写真: この高架には駅があって、見に行くことにした。
ここは先ほどの开禾路(市場)のすぐ近くです。
< 5. 新交通システム >
上の写真: 階段とエスカレーターを使い、途中の階にある駅で切符を買い、最上階まで上がった。
そこはバス専用のレーンでした。
試しに一駅だけ乗りました。
現在、廈門ではこのような新交通システムや地下鉄が続々建設中です。
廈門島内の移動は、友人の車と駐車場が少ないのでタクシーを利用したり、またこのバスや出来立ての地下鉄を使いました。
< 6. バス駅付近の景観 >
この辺りは古い町並みと高層マンションが混在しています。
< 7. 廈門大学 >
上の写真: 門をくぐって振り返ったところ。
実は、この門をすんなりとは入れなかった。
門の前で、この大学の職員と待ち合わせし、一緒に中に入ろうしたら、警備員が制止した。
一緒の職員が交渉して、やっと入れた。
中に入ると、意外にも多くの中国人観光客が団体で見学していました。
廈門大学は国立大学で中国の国家重点大学42校の一つです。
ここは有名大学でもあるのですが、緑に覆われ、キャンパスが広く、武漢大学と並んで『中国で最も美しい大学』と言われています。
かつてニクソン大統領が廈門を「東洋のハワイ」と称えたことがあるのですが、正に大学はそれに値します。
< 8. 構内を行く >
先ず歩いて気付くのは、東南アジアの留学生が多いことです。
全学生4万人の内、海外からの短期研修生や留学生は4千人ほどいるそうです。
これは廈門大学が他の大学より国際交流に力を入れているからです。
これもかつて廈門が諸外国の共同租界地(コロンス島)だったこと、そしてこの大学が華僑のリーダーによって創立されたことに起因しているのでしょう。
写真に写っているのは学生寮や食堂、講義室などです。
かなりの学生が寮で生活し、キャンパス内に食堂が10棟以上あるそうです。
寮費や学費は安い。
建物は新旧あるが、古いものには趣が感じられた。
< 9.図書館 >
下の写真: 中に入りたかったのですが、写真撮影を断られたので諦めました。
< 10. 南普陀寺 1>
この寺は唐の末から五代にかけて禅寺として始まり、今は在外華僑の信仰を集めているそうです。
現在は僧侶の教育機関として残っている。
この日の昼食は、ここで精進料理を食べました。
ここでもスマホの洗礼を受けることになった。
大きくないレストランなのですが、お客さんは店内のテーブルに居ながらスマホで料理を注文しているのです、皆が。
当然支払もスマホでした。
十数年前にも一度訪れているが、相変わらず寺への訪問者は多かった。
この寺の裏山は少し登ると景色が良く、前回は多くの中国人観光客が列をなして登っていた。
ちょうど中国国民が、国内旅行に行き始めた頃でした。
当時、このことで感動したことがありました。
私が友人に連れられて厦門の海岸に着くと、砂浜に沿って無数の中国人が海に向かって立っていました。
そして夕陽が沈み始めると、一斉に歓喜の声を上げたのです。
友人の話では、彼らは海の無い奥地の貴州省からの観光客だそうで、海が珍しいかったのです。
しかし今や、中国人の国内旅行者数は50億を超え、また海外旅行者数は年間1億5千万人になった。
恐るべき急激な変化です。
私達は、中国人の日本での爆買いに目を奪われがちですが、その底流にあるものにも気付くべきです。
< 11. 南普陀寺 2 >
次回に続きます。
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