20191110

中国の外縁を一周して 4: 中国を旅する方法




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今回は中国旅行の良さや、フリーで旅行する場合の注意点を簡単に紹介します。
後に詳しく紹介します。


 
< 2.昆明のホテル、左側に昆明駅が見える >

* 良かったこと

一番は、安く旅行出来ることです。

都市中心部や観光エリア内の立派なホテルが二人一泊6000~7000円で泊まれ、朝食付きです。

また交通機関が安い。
バスの多くが1回1~2元(17~38円)、タクシーが20分乗って20元前後(330円)ぐらいでしょうか。

航空機や新幹線はそこそこしますが、航空機は探せば安いのが見つかります(購入時期が重要)。

現地ガイドも安いと思う。
都市によって異なるが、専属の8時間日本語通訳で500~700元(8000~12000円)です。

予想外に助かったことは、70歳以上と60歳以上で、ほとんどの入場料が無料か半額になったことです。

食事とショッピングは安いと言えるが、微妙で幅があります。


 
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* 行った時期が良かった

中国は今年、中国共産党が抗日戦と国共内戦を経て、晴れて建国を成し遂げてから70年になった。
この為か、各地は盛大に花で飾られていた。
ちょうど開封では例年の菊花展と重なった。
また北部や西部の高原地帯では紅葉が始まっていた。

残念なことに本来、黄砂の時期ではないはずだが、北部の都市では青空が見えなかった。


 
< 4. Trip.comのサイト >

* 旅行の手配について

今までホテル探しはExpediaでやっていたが、中国国内ではホテルの掲載数が少なく、コストパフォーマンスの良い所は見つからなかった。
そこで今回初めてTrip.comを恐る恐る使いました。
中国企業運営の日本語版Trip.comは日本人向けで使いやすい。
結果は、予想通りのホテルで満足しています。
だが習慣の違いもあり利用には少し注意が必要です。

航空手配は従来通りskyscannerで行い、中国の幾つかの航空会社のチケットを購入した。
大きな問題はなかったが、中国の航空会社は時間変更や便の取止めが購入後、頻繁に起きるので注意が必要です。
私はある失敗をしてリカバリーを中国の友人に頼んで事なきを得た。

Trip.comで新幹線も手配できるのですが、1ヵ月以上前に予約出来るにも関わらず、席の予約も出来ず、確約できない欠点がある。
中国の新幹線はほとんど1週間ぐらい前には満席になっていた。
それで私は中国の友人に切符手配を依頼し、前もって確実に席の予約を行いました。

三都市の現地ガイドはCHINA8(チャイナエイト)を使いました。
まったく初めてなのですが、事前打ち合わせは日本語のメールで比較的丁寧に対応してくれ、かつほぼ満足出来る内容でした。


* 旅行で気をつけるべきこと

一番は何でも大きいこと、二番は保安検査が厳重なことです。

先ず、新幹線の駅が馬鹿でかく、飛行場が中心部から遠いことが問題です。
前者は迷うとかなり歩きます。
後者は旅程を立てる時に注意が必要です。

すべての鉄道駅、地下鉄駅、そして飛行場への入場は、はじめかなり戸惑います。
慣れて来ると多少時間が掛かる程度ですが、気を使います。


* 心配していたほど問題がなかったこと。

一つは中国語、もう一つはトイレです。

私達の中国語は10個ほどの単語を除いて、ほとんど通じませんでした。
我々は半年以上、NHKのラジオ講座で勉強しましたが、我々の発音は通じず、相手の数字も聞き取るのが難しかった。

だけど何とか旅行が出来ました。
色々な工夫が功を奏したとも言えますが、多くは中国人が親切に粘り強く対応してくれたからです。
例えば、ホテルのフロントでは、互いにタブレットやスマホを使い自動翻訳で意思の疎通を図った。
すべて期待通りではないが。

公共のトイレがかなり設置されていた。
それも昔のようなむき出しのものはなく、和式や洋式の個室タイプです。
但し、紙は便器に流せないが。


* 予想外に困った事

それはタクシーとスマホの扱いです。

タクシーの運転手にホテル名を書いた紙を見せても、北京と蘭州、成都では通じなかった。
私のスマホにホテルを表示させて、やっとわかることがあった。
最後には何とかホテルに着けたが。

もう一つは、中国ではタクシーを呼んだり、色々な支払いをスマホでするのが主流なので、逆に私達にはトラブルになることがあった。


 
< 5.上は百度のルート検索、下は自動翻訳機 >

* 中国旅行に必携なもの

それはスマホと自動翻訳機です。

スマホは中国の地図「百度」を使用し、街歩きで交通機関のルート選択や現在位置を知るために絶対必要です。
スマホを自動翻訳にも使います。

Wi-Fiもレンタルしました。
さらにインターネットが使えないの時の為に、オフラインでも使える自動翻訳機を持って行きました。


次回に続きます。



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