20200106

人はなぜ愚行を繰り返すのか? 28: 見たくない危機 3




< 責任を取る人は >

人々が見たくなくても危機は迫る。
歴史はこれを示しているが、それでも知らぬふりをする。


毎年来る台風に対して、人は被害を想定し対策を立てる。
しかし人々はいつ起きるかは分からないことは無視できる。
例えば数年先の危機、また向こう30年以内の発生確率30%と言われればさらに非現実となる。
その被害の程度が不明瞭であればなおさらです。

ここで是非とも知って頂きたいことがある。

それは社会・経済・安全保障の危機は台風災害や交通事故と大きく異なることです。

例えば、香港のデモ、伊藤詩織事件、移民問題、金融危機、社会保障の低下、戦争勃発、地球温暖化などです。
いわゆる天災ではなく人災です。

これら危機の三つの主要な特徴について説明します。

A 被害が甚大で広範囲に及び、逃れることが出来ず、その後遺症は数十年以上も続くことがある。

前回の日本のバブル崩壊によるダーメージは20年を越え、経営者達を完全に委縮させた。
被害が巨大な原発事故や大震災も含まれる(天災だけではない)。


B 危機の到来が確実だとしても発生日を特定できず、ほとんどが手遅れになる。

多くは火種がマグマのように社会内部に溜まり、ある日突然爆発するか、手遅れを知ることになる
一方で政府などが根本的な対策を実施することにより危機を回避できる場合がある。

世界が協力し、半世紀を経て石油など地下資源の枯渇を遅らせることが出来たように(オゾン層破壊のフロンでも)。
日本のように無策では移民拡大から20年後に問題が噴出するかもしれないが、北欧やカナダは30~40%の移民人口でも問題は起きない。

金融危機は、好況時の金利操作でバブル崩壊を抑えようとするが、毎回発生している。
未だに暴落日を予想できず、数か月後しか分からず、バブル崩壊から逃れることが出来ない。
日本では毎回250兆円近くを失って来た。
一度投機家は儲けるが、暴落後の景気刺激策で国民がそれを税金と国債で穴埋めし続けている。

この手の危機は政府次第で回避できるかもしれないが、無能で隠蔽する政府では事が悪化し、泣きを見ることになる、必ず国民が。

つまり愚かな政府を支援した人々はきちっと責任を取らせるのです、反対した人々を巻き添えにして。
これも愚行と言えるでしょう。


次回に続きます。







人はなぜ愚行を繰り返すのか? 27: 見たくない危機 2




< やがて来る危機 >

人は社会や経済、安全保障の危機を知りたくないようだ。
しかし危機はいつもそこにあった。


* 社会の危機
一例として、香港で起きている百万人を越えるデモがある。
社会に不安や不満が蓄積し、政府が対応出来ず押さえつける時に起きる。
その結果、多くは血生臭い経緯を辿り、悲惨な結果に至ることが多い。

日本では、低賃金で受け入れる移民労働者の拡大が、全体の賃金低下と将来の治安悪化を招く。
もう一つ、日本の水面下で進んでいるのが白色テロの恐れです(後に検討)。


* 経済の危機
金融資本主義により、益々酷くなる金融危機が最大です。
必ず起きます。

加えて日本の場合、年金支給額の大幅な低下、医療費負担の大幅な増加、貧困率の増大は確実に進行中です。


* 安全保障
今、米国と中国のパワーバランスが逆転しつつあり、歴史はこのような時に戦争が勃発することを教えてくれる。

日本は非常に危険な位置にあり、選択次第では多大な戦火を被るだろう。
例えば、秀吉が行った備中高松城の水攻めのようことが起きるかもしれない。
破竹の勢いの織田軍とかつての大国毛利軍の間で板挟みとなったように。

地球温暖化は、経済と安全保障上、多大な損害をもたらす切実な危機です(後に検討)。


次回に続きます。


20200105

人はなぜ愚行を繰り返すのか? 26: 見たくない危機 1



< 我が世の春 >

多くの人は老後までを視野に入れた将来設計をしない。
必ず皆、歳をとるものだが。


なぜなのか?

例えば巨大ダムのすぐ下流で暮らす人ほどダムの危険性を気にしない。
車の運転手や原子炉のオペレーターも同様だろう。
心配性が度を越して神経症になるかもしれない。

毎年、多くの起業家が会社を興し、数年以内に半分は倒産する。
創業期を乗り越えても、経営者は倒産を考えると夜も寝れないだろう。
楽天的でなければ起業も経営も出来ない。

それにしても、必ずやって来る老後を丁寧に予想し準備する若い人を見たことが無い。
人は将来の不安から目を逸らしたいのだろうか?

人は進化の過程で、将来に希望と不安の両方を持つようになった。
これは前頭葉と脳内物質(ホルモン)の分泌器官の発達による。
そして、このバランスが良ければ、将来の目標に向かい、不安な要素を取り除きながら達成することになる。

しかし社会が豊かな時代を経験し徐々に衰退している時、人々はこれまで特段気にもせず上手くやってこれたのだからと慢心してしまう(マンネリ化)。
まして過去の大危機を経験した人が居なくなると、社会全体がイソップ「アリとキリギリス」のキリギリスになってしまう。


こうなると単に個人の危機意識だけでなく、社会や経済、安全保障について共有すべき危機意識も捨ててしまったようだ。


次回に続きます。



人はなぜ愚行を繰り返すのか? 25: 愛国と正義の戦い



< どちらが >

愛国心と正義感は対立する?
実は、ウヨとサヨの違いを示している。
周囲の観察から見えて来ました。


ウヨに共感し易い人々を観察していて閃いた。

彼らは、時にサヨが言う「正義」と「正義感」を馬鹿にする傾向がある。
「例えば弱者を虐めるのは正義に反するから行ってはならない。」
このように言うと、彼らは「人気取りの為に正義感を振りかざして」とか「軽薄な正義など百害あって一利なし」とまで言う。

私はこれが不思議でならなかった。
「正義は人間の社会行動の基準で、法はこれに違反する者に対して制裁を与える。」
このことがなぜ彼らは理解出来ないのかと。

視点を変えて、動物の行動を見ます。
チンパンジーの社会行動には愛国心と正義感の萌芽を見ることが出来ます。

彼らは殺戮を伴う縄張り争いを行い、自己集団とそれ以外を峻別し、強い共感と敵愾心を併せ持ちます(愛国心の基本)
この二つの感情は、程度は違うが他の進化途上の動物にも見られます。

しかし、弱者に暴力を振るう者に集団で制裁を加えたり、弱者を保護する者がボスになったりすることはゴリラやチンパンジーぐらいしか見られない(人間社会と結構似ている)。
弱者を虐める者は正義に反し、弱者を保護する者は正義とみなされているように見える。

どうやら脳の進化、社会行動の発達過程において「正義」の方が遅れて生まれたようです。

要は「愛国心」より「正義感」の方が高度な社会的特性なのだろう。
従って私は、「正義」の価値を理解出来ず、軽視する人々がいることはありうると思う。
特に、ウヨは。

当然、ウヨにも正しい正義があり、サヨにも間違った正義はあるだろう。

正義の判断は社会全体で決めることだが、この正義すら認められない人々がいることは知っておくべきだろう。


次回に続きます。




20200104

人はなぜ愚行を繰り返すのか? 24: 腐敗と衰退を担う者 2




< 月明りもやがて雲に隠れるのか >


前回、官僚の腐敗が日本で特に蔓延る理由を、日本に特有の低能力の議員と特別会計、中央集権的な税制、長期政権と指摘しまた。
その絶望的な実態を見ます。

なぜ官僚は腐敗するのか?

当然、議員も摘発されないだけで口利きと賄賂汚職は日常茶飯事です。
そのボロが森友・加計問題で明るみに出た(握り潰されたが)。
議員は、主に選挙費用を得る為に業者に金銭を要求し、見返りとして業者に有利な口利きや規制を行います。
(与党議員は、官僚の法律案を自分の業界の為に修正する力だけは持っている。)

それでは官僚は何のために動くのでしょうか?

彼らは自分の省庁の権益拡大の為に動くのです。
露骨に言えば、権益拡大は天下り後の贅沢を約束し、この拡大に貢献した者が出世出来るからです。
財務省の「ノーパンしゃぶしゃぶ」接待などは日常茶飯事です。
例えば、銀行に研究所を造らせ、そこを通じて毎年、官僚の海外旅行費を出させています。

財務省は、天下り先の金融関連の予算拡大が絶対で、それ以外の支出は抑え、将来の予算減額に結び付く公共投資(財政赤字の原因)も反対するのです。
だから財務省は増税を奨励し、社会保険などの費用を減らすのに夢中なのです。
その為に財政赤字の危険性を、マスコミを通じて声高に言わせるのです。
当然、社会保険関連の天下り先は少ないし、調整し易いから狙われる。

それでは他の省庁は自らの天下り先をどう確保すれば良いのか?
財務省に首根っこを押さえられているのに。
それは特別会計と言う無尽蔵の金庫があるからです。

与党が今まで幾度も構造改革をやって来ましたが、特別会計の実額はまったく減っていません。
つまり、国民の目の届かない所で天下り先は確保されているのです。

与党議員にとって強大な天下りグループは得票に繋がるので、知らぬふりを決め込むのです。
逆に天下り先を温存しながら民営化したことにより、会計検査が出来ず、横行を許してもいるのです。

こうして、各省庁は権益拡大の為、官僚主導で関連業界の温存にありとあらゆる手立てを使って日夜励んでいるのです。

これが続く限り、本来の自由競争や新規産業の勃興は起こり得ないのです。
なにせ官僚が懐を肥やす為に扱う金額はGDPの60%を超えるのですから。
これが日本の長期衰退を招いた大きな理由の一つなのです。



次回に続きます。





人はなぜ愚行を繰り返すのか? 23: 腐敗と衰退を担う者 1




<  何が温床なのか >

今の状況を作っているのは与党、経済界、官僚、マスコミでした。
しかし官僚が腐敗と衰退の元凶だと言うのが分かり難い。
かつて良いイメージもあったが、何が問題なのか。

ここで言う官僚とは3万人ほどのキャリア組を指します。

官僚とは本来、政府の指示とルールに従って政策を実施する者に過ぎない。
しかし世界史において、王の取り巻きや近代国家の官僚が専横を極め、国家を傾けた例は多い。

一番の問題は、支配力を得た官僚が世俗の利権と癒着し、自らの利益の為に経済や社会を歪めてしまうことです。

残念ながら今の日本には官僚を腐敗させる条件が揃っています。

A 議員の能力が低い
議員に法案作成能力が無く、官僚が作成と議会での答弁までを完全にフォローする。
だから首相から大臣まで国際会議での演説や国会での質疑応答に、質問の事前予告と官僚の書いたカンペが絶対必要なのです。
だから読み間違いも起きるし、答えらえない時のごまかしは滑稽そのものです。

こうなると歴代の大臣や首相は官僚のレクチャー(経済政策、社会保障)に抗しがたい、つまり言いなりになる。

こんなことになったのは、与党議員の大半が二世三世議員で占められているからで、先進国では絶対見られない。
官僚出身の議員が多いのも異常です(屑の政治家しか育たない)


B 官制経済
通常、経済政策の主導権は内閣にあるのですが、前述の理由で財務官僚が予算(支出と税収)を握っています。
(逆らえば官僚のサボタージュが怖い)

それだけではない。
議会で論議される予算の4倍にも上る400兆円もの特別会計がある(実質200兆円強)。
各省庁がこの使い道を議会に通さず自由に決めている(闇の中)。
一言で言えば、無数の天下り特殊法人に金をばら撒くことです。

これも世界に類も見ないものだが、明治期に軍備拡張の為に設けられ今に続く。
これが続く理由は、与党議員がこれを追求しない替わりに、特殊法人傘下の無数の企業が大きな集票マシンになるからです。


また日本の税収は国税(中央)に多く、地方に少ない。
各自治体は補助金(交付金)をより多く獲得するために中央政府(議員や官僚)の顔色を伺わざるを得ない。
更に赤字の方が沢山貰えるので各自治体は自ら工夫する意欲を無くし、活力を失っていった。
(これは本来の目的から外れ浪費の競争に走る「ふるさと納税」と同じです)

これも官僚の権力維持に繋がっている。


C 長期与党政権
この悪い状況が続く理由の一つは、異なる政党による政権交代がないために、官僚と与党議員が強固に癒着したことによる。

これらは先進国で共通と思われるかもしれないが、日本がずば抜けてお粗末なのです。


次回に続きます。


20200103

人はなぜ愚行を繰り返すのか? 22: 誰がこんな日本にしたのか?




< 巣窟の誕生の裏に >

歌の文句じゃないが、愚痴りたくもなる。
衰退は当の昔に始まり、ほとんど手の付けられない状態になり、
加速すらしている。

絶望的な状況が生まれた背景を簡単に見ます。

現状の経済や社会政策の行き詰まりは、他国のせいではなく腐敗し硬直化した日本政府にある。

明確な事は与党が半世紀以上も政権を担っていることです。
これを日本風土に適した結果と見る人もいるが、世界史から見て長期政権の腐敗は必然です。

与党が政権を長期に担えた一番の理由は、戦後から米国が政権与党を徹底的に支援して来たからです(経済・軍事・資金・諜報)。
逆に野党は潰され飼いならされた。
米国支援の一番の理由は、共産圏への防波堤の役割を担わす為でした(元南ベトナム、韓国と同様)
しかし、いずれ国民は真相に気付いても良いはずだったが、妨げる要因があった。

日本には家族制度に由来する独裁を容認する風土があります。
また言語が世界で唯一であることが災いし井の中の蛙になり易い。
こうして先進国で普遍的な民主主義は定着せず、選挙と議員は汚職ばかりで、国民は政府に従うが期待もしない。

さらに米国の指導の下、共産化や民主主義の芽を摘む妨害策が徹底された。
これに呼応して政府は国民に政治意識を持たさない教育を行った。
極め付きは、2007年より米国のプログラムPRISMによって監視され、政治家らの反米行動は徹底して潰されて来た。
また米国に追従する大半のマスコミも政治を監視すべき立場を放棄した。

こうして日本国民は愚民化され、政府の腐敗に無関心になってしまった。

さらに災いの種がある。

島国のお陰で異民族の侵略を逃れた為に、隣国との対応で大きく振れ易い。
他国の文化受容に積極的であるかと思えば、非常に反発することも起きる。
これを利用して無思慮な指導者はナショナリズムを煽り、失策の隠れ蓑に使う。

こうして視野の狭さとお上への従順さが、日本の行く道を誤らせて来た。
これがここ1世紀の動きに反映されている。

参考に、米国は80年代からそれまでの発展途上国優先や支援から、日本を従属させ利用し富を掠めることに躊躇しなくなりました。
これも日本を貧しくしている要因です。

どうか皆さまご自愛のほどを・・


次回に続きます。


人はなぜ愚行を繰り返すのか? 21: 不甲斐ない野党





< 迎え撃つ強敵と遥かな頂き >

これは大問題です。
没落を早め、腐臭を放つ政権が去っても、
それに代わって担えるものが無ければ。

野党は政権運営の実績が少ない上に以下の問題が圧し掛かる。

A 官僚の特権と悪弊を除くべきだが、徹底したサボタージュに合う。
自立的な成長を奪っている元凶を無くすべきだが。

B 米国から経済的独立を図るべきだが、米国の経済・軍事圧力と諜報活動(CIA)、さらには国内の大勢を占める親米派の徹底的な潰しにあう。
このままだと米国よりも酷くなる。

C 国民目線の政策を採るべきだが、経済界や大半のマスコミはサボタージュと非難合戦を始める。
当然だが、これが出来ない。

D 数年以内にアベノミクスの後遺症で巨大な金融危機に見舞われるが、これに対処しなければならない。
ここ10年間の日欧米中国の超金融緩和による反動、バブル崩壊が起こり、リーマンショック以上の苦戦を強いられる。

E 与党が造った風土(誤魔化しの政権運営、活性化を潰す中央・官僚集権、汚職を生む選挙、国政から遠ざける教育)を変えなければならない。
しかし根が深く広範囲の抵抗に遭う。

F 新しい国造りのビジョンは必要だが、現時点で共有されているものは無い。
格差拡大と金融危機の巨大化を防ぐ為に、米国主導の自由放任主義と金融資本主義から離脱すべきだが、抵抗は想像を越えるだろう。
一方、国民が地球上最も豊かで幸福である北欧の福祉国家への道も遠い。
米国流は勝手に浸食してくるが、北欧流は国民の意識改革無しでは一歩たりとも進まないだろう。

これでは、ほとんど勝算がないように思える。

しかし逆に言えば、政権交代をしなければ、上記のすべてが悪化し取り返しのつかないことになる。

次回に続きます。

人はなぜ愚行を繰り返すのか? 20: 反日の意味




< ウヨの神様と仏様 >

「反日」には、ある可笑しさがある。
井戸に向かって「馬鹿野郎」と怒鳴ると、
より大きく響いて返って来るような。


ある人々は「反日」と相手を罵倒して論戦に終止符を打つ。
そして嫌なら出て行けと付け加える。

何が可笑しいのか、例え話で説明します。

山の麓の畑で野菜を作っている兄弟がいました。

兄が言いました。
「毎年、台風による被害が大きくなっており、土砂崩れで畑が埋まるかもしれない。擁壁や排水溝を整備する必要がある。」

弟は興奮気味に反論した。
「擁壁などを造れば、せっかくの美しい景観が台無しになる。俺は怖くない! 兄はこの畑が嫌なら出ていけ!」

こうも付け加えた。
「そんなことより、隣の住人は野菜を盗む目をしている。俺が見張りに立つ。」

兄は仕方なく別の畑に行きました。

やがて台風が来て、弟は畑を守ろうとして土砂崩れの犠牲になりました。

結末は、先を予測できるか、冷静に判断できるかで明暗が分かれた。
もっともこの例え話が理解出来るぐらいなら・・・。
これは自分の愚かさを疑わなくて猪突猛進する典型的な愚行の例です。


次回に続きます。



20200102

人はなぜ愚行を繰り返すのか? 19: 騙されないために 




< 素晴らしい強力な助っ人 >

騙されないためには、
騙しに加担しているものを見分けることが必要です。

* マスコミを識る

概ね新聞は与党寄りか野党寄りに分かれ、どちらも偏向が強い。
さらにテレビは既に一方に偏り、ネットはウヨが優勢になっている。

問題なのは政府が腐敗し過ちを犯している時です。

積極的に悪い事実をカモフラ―ジュし国民をミスリードするマスコミは多い(政府・与党の圧力もあり)。
しかし、単純に偏向を識別する方法があります。

例えば、読売、日経、産経での沖縄の辺野古基地反対や伊藤詩織事件の扱いに注視してください。
伝え方も違うが、ほとんどニュースにしないはずです。
これが繰り返されて国民の半分は問題に気付かない。
広く問題を知れば、数多くの事件が繋がり今の政府の惨状が浮かび上がって来るでしょう。


* 類は友を呼ぶ

安倍さんの周辺、または同調する人で、マスコミによく出る人物を観察してください。

多くは信頼できる人物でしょうか?

タカ派的な発言を繰り返す人は、差別や基本的な権利を否定する不用意な発言をすることが多いので分かり易いはずです。

もう一つは、知識人とか評論家と呼ばれる類です。

なぜか多くは「中国は即刻、破綻する」と言って、20年は経ったでしょうか。

もっとも未来予測は当たらないのが常ですが。
それにしても、繰り返す厚顔無恥さには呆れるばかりです。

彼らが劣等国と吹聴している間に、日本は様々な分野で中国に追い抜かれた(IT金融、画像・音声処理、自動運転、シェアビジネス、ほとんどの工業製品・・・)
もう取り返しがつかない所まで。

愚かにもほどがある。


次回で終わります。