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今回は、阿寒湖岸の雪に埋もれた散策道を紹介します。
日の出後、前日の吹雪が嘘のような快晴の中を歩きました。
辺り一面を包み込んだ新雪が、朝陽に白く輝いていました。
< 2. 阿寒湖、上が北 >
上: 阿寒湖下側の赤線が散策ルート。
下: 阿寒湖温泉街を拡大。
赤線が散策ルートで、黄色丸がホテル。
このルートは「湖のこみち」の一部で、ホテル阿寒湖荘の裏側から弁慶の足湯を経て、ボッケに行くことが出来、さらにこの半島を一周することが出来ます。
散策したのは2019年1月30日、8:00から往復40分ぐらいでした。
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上: 湖岸から阿寒湖荘と「湖のこみち」の半島を望む。
左側は全面結氷した湖面。
阿寒湖荘の前は温泉が湧きだしている為、一部氷が溶けています。
下: いよいよ「湖のこみち」に入ります。
この数日の間に、雪道は幾らか踏みしめられており、歩くと雪面から20~30cm沈む込むが、ブーツを履いていればブーツに雪が入ることもなく歩けた。
但し、歩くのに時間はかかる。
私はかつて秋の頃ボッケまでこの道を歩いたことがあるので、もう一度行こうとした。
ボッケとは、高温の泥土がガス共に噴き出し、煮え立つ池のように見える所です。
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上: 半島側から温泉が阿寒湖に注ぎ、氷が解けている。
この右側に弁慶の足湯がある。
左下: 温泉が湖に流れて込む小川。
右下: この小川の両サイドをよく見ると、白い小さな花が群生しているように見えます。
雪か氷の結晶が成長したもののようです。
これが「フロストフラワー」と呼ばれるものかはわかりませんが。
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上: 阿寒湖の氷上に一面に積もった雪を望む。
朝陽が昇って来ると、湖上に急に霧が立ち込め、見る間に層を成して覆い尽くした。
さらに陽が昇るにつれ霧は消えてゆき、この散策の間に完全に無くなった。
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下: やっと雄阿寒岳が見えるところまで来れた。
さらにボッケまで行こうとしたのですが、これより先は雪が踏み固められておらず、行くのを断念し戻ることにした。
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爽快な朝の散策でした。
北海道旅行3日目の朝、体も連日のマイナス気温に慣れて、この日のマイナス18℃も苦にはならなかった。
風が無かったことと、防寒対策をしたからなのですが。
次回に続きます。