20190203

雪の北海道 2: 千変万化する冬の空






*1


今回は、北海道の冬の空を紹介します。
4日間で、しんしんと降る雪に始まり、吹雪と快晴が目まぐるしく変わった。
時間を追って、急変する厳しい自然を感じて頂きます。



 
*2

上: 1月29日、9時45分、車窓より。
十勝平野、利別川?の橋を通過中。
遠くの山並みは大雪山のある石狩山系だろう。
28日中と29日の朝までは雪が降り続けていたが、この頃には雪が止んだ。

下: 1月29日、9時59分、車窓より。
北上するうちに空が少し晴れて来た。



 
*3

上: 1月29日、11時57分、車窓より。
釧路の中心部に来る頃には、また分厚い雪雲が空を覆った。

下: 1月29日、13時47分、降車して。
釧路湿原に入る頃には、また青空がのぞき始めた。



 
*4

上: 1月29日、15時02分、車窓より。
釧路湿原を北に抜け、阿寒湖に近づいた。

下: 1月29日、20時頃。
夕食後、阿寒湖の温泉街にあるアイヌコタン通りを散策。
夜になると雪が激しく降って来た。




 
*5

200メートルほど異なる阿寒湖の氷上から同じ方向を撮影。

上: 1月29日、16時23分。
細かい雪が吹き付けていた。

下: 1月30日、7時46分。
朝は完全な快晴になり、ほぼ風も治まっていた。
しかし日の出前の6時にはマイナス18℃になっていた。
これが今回の旅行での最低気温でした。



 
*6

1月30日、10時51分。
摩周湖展望台より、摩周湖の反対側に見える雄阿寒岳を望む。



 
*7

上: 1月30日、12時27分、車窓より。
摩周湖からトウフツ湖への北上途中の右側に見えた斜里岳?と知床山系。
この日は1日中快晴に恵まれ、素晴らしい景観を楽しめた。

下: 1月30日、13時14分、車窓より。
網走港に近い国道244号線を北上する。
オホーツク海がまじかに見えた。



 

*8

上: 1月30日、16時12分、降車して。
ここは網走から温根湯に向かう途中の北見辺り。
北海道の日暮れは早い。

下: 1月31日、6時23分、温根湯のホテルの部屋から。
日の出前の町の様子、ここには温泉街が無い。
日の出は6時45分。



 

*9

上: 1月31日、9時17分、車窓から。
吹雪の石北峠付近を走行中。

下: 1月31日、12時31分、車窓から。
層雲峡を抜け、旭川も過ぎて札幌に向かって南下中。

旭川が最も吹雪いた為、高速道路は一部区間が閉鎖となり、一般道を走った。
この区間を過ぎると吹雪がましになり、また開通している高速道路を走行した。
積雪や吹雪きの道を車で移動するのは、簡単に1時間や2時間遅れになる。
スリップによる渋滞、視界不良や凍結による低速走行などが起こる。






 
*10

砂川を通り、南下を続け、もうすぐ札幌に近くなる。

上: 1月31日、14時28分、車窓から。
また吹雪になる。

下: 1月31日、14時35分、車窓から。
数分の違いで吹雪から晴れ間へと変わった。

旭川から札幌間は日本海に近く、大陸の寒気団の影響を受け易いようです。
今回の旅行では、釧路で太平洋、網走でオホーツク海を見て、この区間では日本海の影響を感じることが出来た。


次回に続きます。




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