20181123

淡路島のテーマパークを訪ねて 3: ONOKORO、淡路ワールドパーク




*1

今回は、ONOKORO、淡路ワールドパークを紹介します。
このパークは世界旅行関連の展示と遊戯施設がメインになっています。
中でもミニチュアワールドが私には感慨深いものになりました。


< 2. 園内マップ >

右下が入場ゲートで、上がほぼ南になります。


< 3. いよいよ入場です >

この日は無料開放日で、食のイベントが行われていました。


< 4.遊戯施設 >

このパークは島内でもっとも遊戯施設が多いでしょう。
私は初めてこの観覧車に乗りました。

下の写真の左下の円筒形の建物は、「兼高かおる旅の資料館」です。
30年ほど前に訪れた時、この資料館を見て興奮し、果てない夢を見たものでした。
当時、私は「兼高かおるの旅番組」を必ず見ていました。
海外旅行の旅番組が少なかった時代、彼女は秘境から観光地まで世界至る所を巡っていました。
私もいつか海外旅行をしたいと強く憧れたものでした。


< 5. 観覧車からの眺め 1

上の写真: 西側を見下ろす。
左下側にミニチュアワールド、右下側に童話の森、奥に遊戯施設、さらに運河の向こうに淡路の山系が見えます。

下の写真: 北西を見下ろす。
中央にゲート、その奥に駐車場、また園内右手に多くの遊戯施設が見えます。


< 6. 観覧車からの眺め 2 >

観覧車に乗るのは20数年来で、嬉々として乗り込んだのですが上昇するに連れ、自分が高所恐怖症だということを思い出し、気分が悪くなって来ました。
取り敢えず、一生懸命写真を撮って気を紛らわしました。

上の写真: 北側を見下ろす。
志筑の町が見えます。

下の写真: 南側を見下ろす。
遠くに洲本から由良に至る島の端が見えます。


<7.観覧車からの眺め 3>

ミニチュアワールドのエリアを見ています。


< 8. ミニチュアワールド >

上からパリのノートルダム寺院、ゼゴビアの城(白雪姫城のモデル)、モスクワの聖バシリー寺院です。
このような1/25サイズの建築物が合計18体あります。

久しぶりに訪れて、私はこれまでの海外旅行でこの内10体を直に見ていたことに驚きました。
当時、どれ一つ見たことのないものでした。
親しみと懐かしさが込み上げて来ました。


< 9. これでお別れです >


これでテーマパークの紹介は終わります。





20181119

淡路島のテーマパークを訪ねて 2: イングランドの丘 後編



*1


前回に続いて、イングランドの丘のもう一方のエリアを紹介します。
かなり趣が変わります。
池を中心に、遊園地、レストランとショップ、お花畑、羊の丘が配されています。



< 2. イングランドエリアのゲート >

上の写真: シャトルバスを降りてゲートに向かっている。

下の写真: バラ園越しに、左からレストラン(バーベキューもあり)、ホールなどを望む。


<3.お花畑 >

上の写真: バラ園の横を進むと、左手にフードショップやお土産店がある一角に出る。

下の写真: そこを通り抜けると、一面のコスモス畑に出る。



< 4. コスモス畑 >

上の写真: コスモス畑から池越しに羊の丘を望む。

下の写真: イングランドエリアの池のまわりを一周するユメハニー号。


<5.焼き芋 >

上の写真: コスモス畑を振り返る。

下の写真: 昔ながらのもみ殻を焼いて焼き芋を作っている。
午後、焼いたサツマイモが振る舞われたようでした。


< 6. 遊びの広場 >


< 7. 池を一周 1 >


< 8. 池を一周 2

下の写真: 左手に羊小屋が見えます。
左側に羊が放牧される丘が広がっています。


< 9。 馴れた羊 >

上の写真: ここでは羊に餌を与えることが出来るのですが、面白い工夫がありました。
立てたコンパネに数ヵ所穴が開いており、そこから羊が首を出して餌を待つのです。
近づいても驚きもせず、ポーカーフェイスで迎えてくれます。
羊は身動きが出来ませんので、子供を怖がらせることもないでしょう。

下の写真: きれいな黄葉でした。


< 10. 池 >

この日は天気が良くて日差しがあり、ちょうどよい温かさで動きやすく、また紅葉が輝いていました。


次回に続きます。



20181117

淡路島のテーマパークを訪ねて 1: イングランドの丘 前編





*1


今回から、淡路島の二つのテーマパークを紹介します。
イングランドの丘(旧ファームパーク)とONOKORO淡路ワールドパークです。
二つは小さなお子さんと家族で楽しむには絶好の場所です。
今回はイングランドの丘の半分、以前ファームパークだったエリアを紹介します。



< 2. テーマパークの概要 >

上の地図: 淡路島の全景、上が北。
黒い星印がイングランドの丘、赤い星印が淡路ワールドパークです。

下の地図: イングランドの丘の観光マップ。
今回紹介するのは右半分のグリーンヒルエリア(旧ファームパーク)です。


  イングランドの丘について
このパークへは車で行くことになり、地図右下の駐車場に近い入園ゲートから入ります。
このパークは、小動物(コアラ、ウサギなど)に接し花々を見ることが出来る動物園と植物園があるグリーンヒルエリアと、遊具施設、お花畑、レストラン、フード&ショップがあるイングランドエリアからなります。
パークの右側(地図の赤い屋根)にはレストランと産直市場があり、南淡路の新鮮な野菜が並んでいます。


< 3. 入園ゲート >

上の写真: 駐車場から入園ゲートに向かいます。
右手がゲートで、奥の遠方にイングランドエリアがあります。

下の写真: 入園ゲートからグリーンヒルエリアに向かって進みます。


< 4. 小動物の施設群 >

真直ぐ進むと、右手にウサギやモルモット、オウムやエミューなどが居る施設が並んでいます。
一部のウサギと触れ合うことが出来ます。


< 5. コアラ館 >

最も奥にある白い大きな建物に数匹のコアラが居ます。


< 6. 鳥と猿のバードケージ >

少し戻った所にある大きなケージに、カンムリヅルやリスザルがいます。


< 7. ロックガーデン1 >

バードゲージの横、丘の斜面に広がっているのがロックガーデンです。

上の写真: コアラ館の前からゲート側を望む。

下の写真: ロックガーデンには世界中の山野草850種が集められているようです。
残念ながら季節外れなのか、綺麗に花が咲いていたのは南米区に多かった。
それでも気候の違う草花がこれだけ野外に集められているのは凄い。


< 8. ロックガーデン2>

上の写真: ロックガーデンの上部から南の方を見下ろす。
この方向に淡路の山系、諭鶴羽山があります。
この日は、霞が立ち込めており、遠景は望めませんでした。

下の写真: 木々が紅葉し始めていた。


< 9. 植物館 >

上の写真: ロックガーデンの南米区の木々や草花は色とりどりの花を咲かせていた。

下の写真: 植物館の全景。


<10.植物館1 >


<11.植物館2 >


<12.シャトルバス >

上の写真: 植物館の内部。

下の写真: 二つのエリアの間を無料で乗せて行ってくれる列車型のバス。
たくさん来園者がいたのですが頻繁に往復していたので助かりました。


今回、無料開放期間中で、快晴だったの久ぶりに訪れました。
子供が小さいときは幾度か来たことはありましたが、ここ二十年以上来たことはなかった。


次回に続きます。





20181115

北欧3ヵ国を訪ねて 39: 車窓からの眺め




*1



今回はストックホルムからカールスタッドまでの車窓の風景を紹介します。
スカンジナビア半島の雄大な自然の中を走り抜けます。
広大な森林と湖、草原が続き、時折、地方都市と農家が現れます。


< 2. 鉄道のルート >

上の地図: 上が北。列車の走行ルートを示す。
右端がストックホルム中央駅で、左端がカールスタッド中央駅、その間は約330kmです。
ストックホルムを発車したのは6月4日月曜日、定刻の13:25で、到着予定時刻は16:09です。
SKHDKは途中の駅名の頭文字です。
赤い星印は世界遺産のエンゲルスバーリ製鉄所です。
写真は撮影順に並んでいます。

中央と下の写真: 出発してから20分も経つと、ほとんど民家を見かけない大自然の中を走るようになります。


< 3. Södertälje Kanal  >

上の写真:  Södertälje Kanal(運河)の下流を望む。
出発してから26分のところです。
ここを下るとバルト海に出る。
河口の西側に観光地で有名な海岸の町トローサがあり、東側に私が行けなかったNynäshamnの港がある。

中央の写真: 同じ運河の上流を望む。
ここを遡上するとメラーレン湖に至る。
ここは工業都市で港湾施設を有する国際都市でもあり、移民の割合が40%に迫る。
千年前、この運河は自然の川であり、ヴァイキングがメラーレン湖からバルト海に出るには最短コースでした。
しかし後に氷河の重みの反動で地盤隆起が進み、15世紀には掘削を始め、やがて運河が出来た。
私はここを経由してトローサまで行きたかったのですが、時間的に無理だったのでNynäshamnに行先を変更した。

下の写真: このような荒らしい岩肌がストックホルム南部の路線では頻繁に見られた。
この光景はロシア北部からバルト三国、ポーランドまでの車窓では見られなかった。
かつて同じように氷河で覆われた地形、起伏の少ない地形、多い湿原、似た植生でありながら、この違いはなぜなのだろうか?


*4


*5


< 6. Katrineholm 駅 >

出発してから1時間10分ほどの所です。
カールスタッドまでの駅では大きさが1、2番でしょうか。



< 7. 広大な農地 >

出発してから1時間36分ほどの所です。


< 8. Hallsberg 駅 >

出発してから1時間40分ほどの所です。
町としては大きくはないが、駅舎が巨大で古く、大きな操車場もあります。
この駅でストックホルムを発った列車はオスロ方面とヨーテボリ方面に分かれる。
ヨーテボリはデンマークの対岸にある港湾都市で、スウェーデン第二の都市です。
ここも行きたかったのですが、オスロの途中に寄ることが出来ないので諦めました。

< 9.SJ国際特急列車の路線 >

この地図でストックホルム、ハルスベリ、カールスタッド、ヨーテボリ、そしてオスロ、コペンハーゲンの位置関係が良くわかります。


< 10. のどかな暮らし >

上の写真: たまたま撮った写真を良く見ると、湖岸で水着姿の人々が多数写っていた。
この日時は月曜日の15:10でした。
これは北欧の人々が短い夏を謳歌しようとしているのか、それともあくせく働かずゆったりと暮らしを楽しむからでしょうか。


< 11. Degerfors 駅 >

上の写真: 小さな駅です。
この町は製鉄所で成り立っているようです。
この北部に世界遺産のエンゲルスバーリ製鉄所があります。
この一帯は古くは鉄鋼業が盛んで貿易と経済を支えた歴史を持つのです。


*12


< 13. Kristinehamn 駅 >

ここは比較的大きな町であり駅でした。
カールスタッドまであと20分ぐらいの距離です。


次回に続きます。