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今回は、地球温暖化を強烈に訴えるグレタさんを紹介します。
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彼女は2018年末の「国連COP24」で訴えた。
「私は希望を語りません。
何にもしないこのままではだめ!
世界のシステムを変えなければならない。」
これに対してトランプやプーチンら首脳は、彼女の異常さを指摘し、操られていると嘲笑る。
日本にも同様の発言をする人はいる。
グレタさんについて
彼女は環境問題に関心を持つと自分で勉強を始め、やがてSNSで温暖化懐疑派に討論を挑むようになった。
感化された両親は、彼女に温暖化の現地調査や気候学者との対話の機会を与えた。
そして満を持して彼女はストックホルムの国会議事堂前で、一人でストライキを始めた。
彼女は幼少期より自閉症、強迫神経症があり、両親はストを始めるまで発作の再発を恐れていた。
彼女には始めるにあたり戦略があった。
先ず、SNSで実況中継を発信し続けた。
さらに緊張に耐えながら多くのメディアによるインタビューに答えた。
これらにより彼女の期待以上に、ストは世界に急速に知られ、彼女のメッセージの真意が世界に伝わった。
9月には161ヵ国で400万人が参加した地球温暖化ストップのストライキが行われた。
その後、彼女は数々の世界的な温暖化対策会議に引っ張り出されるようになった。
彼女の姿勢を示すエピソードがある。
ストライキ中に、ある男がベジタリアン用のバーガーを差し入れた。
(肉牛の飼育には多くの炭酸ガス排出が伴うので)
スト仲間は食べたが彼女は食べなかった。
彼女は、「あなたが差し入れを望むなら、次回から別の店のものを提供して下さい」と提案し、彼は二度と来なかった。
彼は便乗して自社製品を宣伝しようとしていた。
元々、北欧では小学校から環境問題を学習させ、中学校から政治の学習だけでなく政策についても討議させている。
国民のほとんどはボランティア活動を通じて、地域社会と密接に繋がり、政治意識が高い。
また北欧各国は「持続可能な社会」の実践で先行しているが、市民レベルでも取り組まれている。
つまり、スウェーデン、北欧から彼女のような警鐘を鳴らす人物が出ることは当然なのです。
おそらく日本からは望めないでしょうが。
次回に続きます。
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