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今回は、老舗中華料理店と武侯祠、夕食のレストランを紹介します。
また成都旅行と空港の情報も記します。
これで成都の紹介は終わります。
< 2. 陈麻婆酒楼(金沙店) >
ガイドの説明では元祖麻婆豆腐の店です。
落ち着いた格調ある内装で、ゆったり食事が出来ました。
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< 4. 料理の数々 >
左上が麻婆豆腐です。
辛さはそれほどなくて、山椒が効いて深みのある味でした。
今回の中国旅行で、もっとも中華料理らしいものでした。
フリーでレストランに入り、はらはらドキドキしながら料理を注文し、新しい味を発見した時の喜びも良いが、ガイドの薦めで代表的な料理を食べるのも良いものです。
< 5.武侯祠 >
上: 武侯祠の地図。
三国志で有名な諸葛孔明の廟です。
3世紀に孔明が仕えた蜀王の劉備の廟が創建され、後に孔明の廟と一緒にされた。
清代に再建された建物が並んでいる。
この見学時、最も雨が酷くなり、詳しく見ることも写真撮影も出来ませんでした。
感じたのは、諸葛孔明の方が劉備玄徳より圧倒的に人気があり、中心的な配置になっていました。
< 6. 孔明を中心に蜀で活躍した人物の像 >
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< 8. 錦里古街 >
上: 武侯祠の中。
下二枚: 錦里古街。
武侯祠のすぐ隣にある、明や清時代の建物が再現された飲食店や土産物店の通りです。
この日は寒く、雨に濡れたせいもあり体調を崩してしまったので、ここは素通りした。
< 9.鲍师傅糕点(春熙路店) >
土産と夕食の為に、ガイドに頼んで一番の繁華街、春熙路に連れて行ってもらった。
この店は人気だそうで、日本への土産に買いました。
小さな店内で10種類ほどのお菓子を大量に作って販売していました。
饅頭、パイ、シュークリームのようなもので、新しい味で美味しかった。
一番驚いたのは、雨の中、多くの客が列をなして並び、次から次へと売れて行くのですが、客は無くなりません。
またその間にも、頻繁に様々なバイク便のドライバーが注文品を大量に引き取って行きます。
彼らは店員にスマホを見せ、素早く受取ります。
ここでも中国の新しい業態(バイク便による宅配業)の浸透を見た。
< 10. 春熙路の百貨店内のレストラン >
地下鉄駅春熙路の近くには多くの百貨店や大型スーパーがひしめき合っています。
中に、イトーヨーカ堂と伊勢丹もあります。
私達は、この中に入って土産を買い夕食をとりました。
< 11. モンゴル料理店 >
なぜかこの百貨店のレストランフロアはすべてが新装開店でした。
珍しいのでモンゴル料理を選びました。
上の写真: 店の前に置かれていた骨付き肉の塊が鍋の蒸気で蒸されており、食欲をそそります。
妻が注文しようとしたら、大きいままで小分けが出来無いと言うことで、諦めました。
結局、普通の中華料理を注文しました。
この後、地下鉄を乗り継いで、空港からタクシーでホテルに帰りました。
次の日は、8:50の飛行機で麗江に飛びます。
* タクシーの利用について *
< 12. 金沙遗址博物馆前から >
成都観光では、8時間の日本語ガイドを雇い、蘭州と違って車をチャーターしませんでした。
移動は地下鉄とタクシーを使い、効率よく回れると想定していたのですが、上手くいかなかった。
てっきりガイドは滴滴出行などのライドシェア(配車サービス)を使うと思っていたのですが、まったく使わなかった。
写真のように通りに出て、タクシーを拾うのですが、タクシーが通らなかったり、先に別の客に取られたりと散々でした。
ここで面白いことがありました。
ガイド曰く、最初、タクシーを待った場所には監視カメラがあるので、タクシーは寄って来ないと言い、次へと歩いて移動することになった。
ガイドがライドシェアを使わない理由は分からないが、1日で成都を観光する場合は、車もチャーターする方が良いでしょう。
< 13.空港とホテル間の移動について >
上: 成都双流国际机场(赤矢印)と成都空港商务酒店(黒矢印)の地図。
赤矢印は第2ターミナルで私が蘭州(中国東方航空)からと麗江(エアチャイナ)への両方で使いました。
ターミナルは3階建てです。
成都空港商务酒店が宿泊したホテルで便利で問題もなく、高くないので良かった。
中央: ストリートビュー。
上記地図の赤星印、高架道路上から成都双流国际机场(赤矢印)と成都空港商务酒店(黒矢印)を見ている。
下: タクシー乗り場の雰囲気(借用写真)。
蘭州から空港に到着したのは23:00でした。
当初、深夜の到着でタクシーが拾えるかと心配したのですが、無事に乗ることが出来ました。
しかし、嫌な経験をすることになった。
深夜であっても、非常に多くのタクシーが待機しており、配車係の指示でスムーズに乗れます。
タクシー乗り場は第二ターミナル1階を出た所にあるので分かり易いです。
タクシーに乗って行先を伝えるのですが、運転手は困惑し、分からないと繰り返します。
しかたなく、私がスマホを見ながら道案内することになりました。
翌日、成都観光を終えて、空港第2ターミナルの地下鉄駅を降りて、また同じ所からタクシーに乗ったのですが、また運転手がけたたましく抗議する。
無事ホテルには着いたのですが、どうやらホテルまで歩いて行けと言っているらしい。
結局、さらに翌日早朝の出発はホテルから空港まで1km弱を歩きました。
中国で乗車拒否には遭わなかったが、うるさいのにはうんざりした。
* 成都観光の感想 *
丸1日で成都の中心部を観光するのは無理でした。
四川博物院や青羊宮に行くことが出来なかった。
事前の打ち合わせで無理とはわかっていたのですが、残念でした。
もう一つ残念だったのは、劉備玄徳が蜀の国に拠点を置いた理由を実感出来なかったことです。
蜀の国が肥沃な広大な盆地で、かつ険しい山岳に囲まれていることを自分の目で確認したかった。
私は成都の出入りを両方とも飛行機にしたのですが、どちらか一方を列車にしておくと自然の景観が分かった。
もっとも蘭州ー成都ー麗江を鉄道で行くのはかなり遠回りで、それぞれ10時間以上かかり、夜行になるので採用できなかったのですが。
さらに麗江行きの飛行機便が予約後、航空会社より午後発が朝発に変更されたことで成都滞在が短くなったのも痛かった。
次回に続きます。
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