< 1.トランプタワーのロゴ「トランプ」を隠すアイデア >
今回は「炎と怒り」から「トランプタワー」p44-p55を紹介します。
トランプ周辺の人物がトランプをどう評価していたかを見ます。
< 2. スキャンダルと内紛 >
上の写真: トランプとの不倫を暴露した女性が脅迫された。
この手の脅迫は不動産の立ち退きによく使われる手段(決して足がつかないので)。
下の写真: 更迭された女性補佐官がホワイトハウスの暴露本を出版予定。
毎日のように噴出するトラブルとスキャンダルがあっても平然と否定し、笑顔を作り、決してめげないトランプ。
そして見捨てないトランプ支持者達が大勢いる。
* 大統領選挙前後における身近な人々によるトランプの評価
民主的な選挙で選ばれた大統領なのだから、さぞかし立派で優秀な逸材だろうと他国の人間としては思ってしまう。
はっきりしているのは彼が類まれなスター、TV番組の人気ホストだったということです。
そして優れた事業手腕(清濁併せ呑む?)で多業種を含む不動産王であることです。
彼の周囲の人間とはたいてい大富豪や有名人、少しは政治家です。
もっとも大富豪に関してはトランプに似て素行や身持ちが良いという保証はない。
そんな人々がトランプをどう見ているかが明らかにされています。
結論として言えることは、トランプは選挙に勝てた人物ではあるが、政治で国をリード出来る人物とは、誰も思っていなかったことです。
しかし彼が大統領になったなら、彼を利用しようとして群がる人々がいる。
例えばこれら人々は自分のキャリアアップや名声の為、または脱税や事業拡大の為、そして政治的に利用で出来ると考えた。
彼らの多くは自分自身をトランプより優れた者と考え、猿回しなら可能だと考えた。
しかし残念ながら多くは気まぐれな猿を使い切れず、後にホワイトハウスを離れていくことになる。
少なくともトランプは、気にくわない猿回しを首にする決断力を持っている。
ホワイトハウスから、今なおトランプの「お前は首だ」(TV番組アプレンティス)と、野心で目がくらんだ人の溜息が毎日のように聞こえて来る。
< 3. 相関図 >
次回に続きます。
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