20150408

宇陀市の桜を訪ねて




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今日は、奈良県の山間、宇陀市の有名な桜を紹介します。
それは大野寺のしだれ桜と又兵衛桜です。
あいにくの曇り空でしたが、満開の桜を見ることが出来ました。



< 2.宿泊した美榛苑から榛原を見下ろす >

4月4日と5日、私は友人の三回忌を兼ねて友人と花見に行きました。
電車で大阪から奈良平野に入り、さらに宇陀の山中を通過していると、至るところで桜が満開でした。
天気予報では、雨が必至でしたが、花見の最中に降られることはなかった。



< 3. 大野寺のしだれ桜 >

この寺は近鉄駅室生口大野から徒歩すぐの所にあります。
小さな境内に、樹齢300年の2本のしだれ桜が満開でした。
境内の奥の庭にも多くの桜や花が色とりどりに咲いていました。
境内は見物客で一杯でした。



< 4. 大野寺境内と磨崖仏 >

時折、雲間から光りが注ぐと、その瞬間、桜が輝き、桜の匂いが微かにしたようです。
対岸にある磨崖仏は、800年前、岩に弥勒菩薩を線刻したもので、高さは14mあります。


< 5. 又兵衛桜 >

ここは近鉄榛原駅から9kmほど南に行った山間の村の外れにあります。
このしだれ桜は黒田家に仕え剛勇で聞こえた後藤又兵衛の屋敷跡に咲いている(伝説か)。
周囲はよく整備されていました。



< 6. 又兵衛桜 >

ここは谷間の川を中心に広がった村で、日本の原風景、山村を偲ばせる。
この風景を見ていると、後藤又兵衛がここに逃れ住んだと言う伝説もうなずける。

あとがき
曇天にもかかわらず、観光ツアーの団体が次ぎから次へとやって来た。
300年前に植えられた、たった一本の桜がこれほど人を惹きつける、妙に感銘した。





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