20170603

フランスを巡って 3: セーヌ川クルーズ




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今日は、セーヌ川クルーズを紹介します。
乗船するまでは期待していなかったのですが、始まると気分が高揚していきました。
思い出深いパリとなりました。


クルーズの概要




< 2. クルーズの航路 >

上の地図: グーグルアースの画像。上が真北です。
下の地図: 主な建物と航路を示します。

クルーズはエッフェル塔の下の埠頭Sから始まり、北側のサン・ルイ島を過ぎた所Rで折り返し、戻って来ます。
行きは黄線で、帰りは赤線です。
所要時間は約1時間、30分毎出航。


クルーズの始まり
10日目、5月26日(金)、20:20頃に出航しました。
写真は撮影時間順に並んでいます。



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上の写真: 後ろを振り返った。
いよいよ出航。
この日は陽射しがきつく暑かったが、夕暮れになると過ごしやすくなり、船が走り始めると川風が心地良かった。
寒くはなかった。

下の写真: 結婚披露宴で貸し切られているクルーズ船が数隻あった。
人々は華やかで如何にも楽しそうで、すれ違う時、私達も互いに手を振り、喜びを分かち合った。




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上の写真: すれ違うクルーズ船。

下の写真: 私達のクルーズ船。
私は2階デッキの中央で楽しんだ。
進行方向の右側にオルセー美術館が見える。



< 5.ノートルダム寺院 >

上の写真: 左側はシテ島。
橋の左奥にノートルダム寺院の正面が見えて来た。

下の写真: ノートルダム寺院の真横。

この時、海外からの旅行客と触れ合うことが出来ました。

私達のツアー仲間が、船上である外国人夫婦の写真を撮ってあげました。
するとその外国人男性が、私に「何処の国ですか?」と英語で聞いてきました。
私が「日本」と答えると、彼の奥さんが「東京?」と聞いてきました。
私は「大阪」と答え、逆に、その男性に「何処か?」と聞くと、彼は「カリフォルニア」と答えました。
私は「ロサンゼルス? サンフランシコ?」と聞くと、「サンフランシコ、ナパ(?)」と答え、さらに「ワイン農家」と付け加えてくれました。
私は「ワインで有名な所」(ナパはカリフォルニアワインの産地)と返しました。

私は奥さんに「インド?」と尋ねましたが、「イエス」の後の言葉を聞き取ることが出来ませんでした。
最後に握手をしました。

その風貌や年齢から察して、おそらくはインドからアメリカに移住し、ワイン栽培で成功し、夫婦でフランス旅行に来ていたのだろう。
苦労の末に成功を得た落ち着きのある夫婦に思えた。

今回の旅行では、様々な場面で移民と移民の国を実感できた。

英語が出来れば、もっと語り会えるのだが・・・。





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上の写真: 河岸には本当にたくさんの人々が春の宵を楽しんでいました。
 
中央の写真: この一角で集団になってダンスが興じられていた。
この並びでは、数か所で異なるダンス、社交ダンスなどが演じられていた。

下の写真: ちょうどサン・ルイ島を過ぎた所で、これから左旋回して戻っていくことになる。
前の橋の右側に明日散策するアラブ世界研究所のビルが少し見える。





< 7. 宵を様々に愉しむ人々 >

若いグループが多いのですが、若い男女のカップルや年配の夫婦、様々な人々がラフなスタイルで談笑していました。
その服装から彼らは旅行客ではなく、市民のようでした。
またその顔立ちから察するに、まさに様々な国からの移民の国を彷彿させるものでした。
彼らが飲んでいるのはビールではなくワインでした。
如何にもフランスらしい。

このクルーズが最高に楽しめたのは、彼らの多くがクルーズ船の私達に笑顔で手を振ってくれたからでした。
それがずーっと続くのです。
まさにセーヌ―川一体が世界の人々の共感の場になっていました。

私は各地での自由散策の度に、多くのフランス人の親切と笑顔に出会った。
まさにフランス人の気安さが最高に盛り上がった時でした。




*8

上の写真: 後ろを振り返った。
サン・ルイ島を抜けたところです。

下の写真: 夕陽が水平線に近づいて来た。




*9

上の写真: 後ろを振り返った。
右側はシテ島で、写真中央に見える建物はコンシェルジュリー(革命時代の牢獄)です。

下の写真: アレクサンドル3世橋をくぐって、振り返った。




*10

この日の日の入りは21:39だが、21:17のエッフェル塔は茜色に輝いて見えた。


いずれパリの別の顔を紹介します。




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