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今日で、この旅行記を終わります。
呉線の後半、ローカル線の景色を紹介します。
< 2. 呉線の地図、上が北 >
地図の赤丸が今回紹介する呉線の広駅―三原駅区間です。
呉線の中ほどにある広駅で電車を乗り換えました。
< 3. 広駅を出発 >
あまり大きくない駅だと思っていたのですが、これからの路線と比べると大きいと思えるようになりました。
先ず、複線から単線に変わりました。
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海の傍を通り、民家の軒をかすめ、山間の木立を抜けて二両編成の電車は快適に走ります。
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電車の前後を写している写真は、運転席横の中央正面窓から撮影したものです。
この窓が非常に汚れていたので写りが悪いのであしからず。
通り過ぎる駅は様々です。
無人駅が多く、駅舎があっても改札が無い駅、改札の有る駅舎もあると言った具合です。
トンネルも様々ですが、多くは短い。
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稀に真直ぐな線路もあるが、多くはカーブしています。
両側の景色の多くは山と海が迫っていますが、中には山側に畑が広がっている所もあります。
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駅に入る前に線路は伏線になります。
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このように電車が突如、山の林に突っ込むと思えば、そこにはトンネルがありました。
はじめは少し不安もありました。
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駅の直ぐ裏は港で、島に渡るフェリーの発着場がありました。
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この写真は、前方の運転席を写したものです。
運転席に運転手の腕が写っています。
私は、運転席の後ろに立ち、前を覗き込むようにして前方の写真を撮りました。
ここに立っているとワンマンカーの運転手の苦労が分かるようになった。
写真の手前側に写っているのが運賃支払い機です。
運転手は運転中、特に駅に進入する時は頻繁に確認の合図を発しながら、こまめに運転操作をしています。
そして駅に停車すると、今度は運賃支払い機の前に立ち、切符の回収をするのです。
運賃は写真上部に表示されています。
この対応が、駅に改札口があるかどうかで変わります。
忙しいの一言です。
少ない乗客だからこそ見えて来るものがありました。
多くの乗客はお年寄りで切符支払い、若い人は通学の為か定期が多い。
一人旅の年配男性はカメラを抱え、飲酒しながら電車の旅を満喫していました。
私はこの人から、この路線の情報、牡蠣の話などを仕入れました。
ある年配夫婦は懐かしそうに車窓の眺めを愉しみ、旅行中のようでした。
ある年配の男性二人組は思い出に話に夢中でした。
一人の南アジア系の女性がスーツケースを持って乗っていたが、海外からの労働者の雰囲気でした。
これぞローカル線の旅と感じました。
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海に落ちる崖っぷちを電車は縫うように走って行きます。
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< 16. 綺麗な海 >
< 17. 大きな港に近づいた >
どうやら三原駅に近づいたようです。
もう直ぐ呉線も終わりです。
今回の旅行記を終わります。
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