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今回は、祖谷渓を代表する祖谷のかずら橋を紹介します。
これは国指定重要有形民俗文化財です。
以前紹介した奥祖谷二重かずら橋と似ていますが、こちらの方が下流にあり観光に便利です。
< 2. 散策地図、上が北 >
上: 祖谷川と祖谷のかずら橋、落合集落
赤矢印が落合集落、黄矢印が祖谷のかずら橋です。
平家落人と安徳帝の伝説の地は、この祖谷のかずら橋から上流の山間に点在し、多くは落合集落までにあります。
下: 散策ルート
2020年6月9日、朝5時から6時まで散策しました。
散策ルートはオレンジ線のSで始め、Bまで行き、黄線で河原に降りて、その後、元へ戻りました。
途中の白線は、祖谷川に掛かる鉄骨構造の橋です。
青線は、旅館をチェックアウト後、車で走ったルートで、Cが最後の写真の位置です。
< 3. 旅館を出て、橋の中央まで >
上: 祖谷街道から下流側を望む
下: 鉄骨構造の橋の上に着いた。
ここから、かずら橋がよく見えます。
朝早いこともあるが、季節外れと新コロナもあり、閑散としていた。
朝は曇っていたが、後に晴れた。
< 4. かずら橋と琵琶の滝 >
上: かずら橋
渡るのは有料で、営業時間以外は閉めてある。
平家落人が源氏追討軍が攻めて来た時、直ちに橋を切り落とす為に、このかずら橋を掛けたと伝えられている。
下: 琵琶の滝
かずら橋を左に見ながら道を少し行くと、右の崖に滝が見える。
平家落人が京都を偲び、この滝で琵琶を奏でいたことから名づけられたらしい。
< 5. 河原に降りて >
上: 下流側を望むと、谷間を繋ぐかずら橋が見える
下: 上流側を望む
< 6. かずら橋 >
上: 祖谷川の左岸から
下: 鉄骨構造の橋から
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< 8. 祖谷街道と宿泊旅館 >
上: かずら橋から祖谷街道へ戻る途中
中央に、一泊した祖谷観光旅館が見える。
この旅館は民宿の趣があります。
私がここを選んだのは、かずら橋に近く、安さもあるが、さらい良いことがあったからです。
一つは、高齢の女将さんと、祖谷のことについて色々話が聞けたことです。
話好きな人でした。
今一つは、祖谷の素朴な家庭料理を夕飯に出してくれたことです。
アマゴや山菜料理、蕎麦、コンニャク、タケノコが出ました。
残念ながら建物が古く、日本客は普通選ばないかもしれません。
コロナ騒動がなければ、この旅館に海外の観光客、中国人などがよく来たそうです。
海外の人には、日本の旅籠と感じられるでしょう。
下: 祖谷観光旅館の前の祖谷街道から下り側を望む。
< 9. かずら橋夢舞台 >
今回で、祖谷のかずら橋を訪れたのは4度目です。
以前は、このような巨大な駐車場やバイパスが無く、狭い祖谷街道は車の渋滞が延々と続いたものでした。
この「かずら橋夢舞台」は大型駐車場・イベント広場・物産館・食堂「かずら橋亭」からなる大型観光施設です。
上: 祖谷街道側から対岸のかずら橋夢舞台を見た
下: 左岸を車で通過した際、かずら橋夢舞台を振り返った
< 10. 左岸のバイパスから下流を望む >
これから下流の橋を渡り、また上流側に向かって祖谷街道を走り、平家の落人伝説の地を巡ります。
次回に続きます。
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