20201207

徳島の吉野川、剣山、祖谷渓を巡る 13: 祖谷のかずら橋

  

 

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今回は、祖谷渓を代表する祖谷のかずら橋を紹介します。

これは国指定重要有形民俗文化財です。

以前紹介した奥祖谷二重かずら橋と似ていますが、こちらの方が下流にあり観光に便利です。

 

 

 

 

< 2. 散策地図、上が北 >

 

上: 祖谷川と祖谷のかずら橋、落合集落

赤矢印が落合集落、黄矢印が祖谷のかずら橋です。

 

平家落人と安徳帝の伝説の地は、この祖谷のかずら橋から上流の山間に点在し、多くは落合集落までにあります。

 

下: 散策ルート

2020年6月9日、朝5時から6時まで散策しました。

散策ルートはオレンジ線のSで始め、Bまで行き、黄線で河原に降りて、その後、元へ戻りました。

途中の白線は、祖谷川に掛かる鉄骨構造の橋です。

青線は、旅館をチェックアウト後、車で走ったルートで、Cが最後の写真の位置です。

 

 

 

< 3. 旅館を出て、橋の中央まで >

 

上: 祖谷街道から下流側を望む

 

下: 鉄骨構造の橋の上に着いた。

ここから、かずら橋がよく見えます。

 

朝早いこともあるが、季節外れと新コロナもあり、閑散としていた。

朝は曇っていたが、後に晴れた。

 

 

 

< 4. かずら橋と琵琶の滝 >

 

上: かずら橋

渡るのは有料で、営業時間以外は閉めてある。

 

平家落人が源氏追討軍が攻めて来た時、直ちに橋を切り落とす為に、このかずら橋を掛けたと伝えられている。

 

 

下: 琵琶の滝

かずら橋を左に見ながら道を少し行くと、右の崖に滝が見える。

 

平家落人が京都を偲び、この滝で琵琶を奏でいたことから名づけられたらしい。

 

 

 

 

< 5. 河原に降りて >

 

上: 下流側を望むと、谷間を繋ぐかずら橋が見える

 

下: 上流側を望む

 

 

 

< 6. かずら橋 >

 

上: 祖谷川の左岸から

 

下: 鉄骨構造の橋から

 

 

 

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< 8. 祖谷街道と宿泊旅館 >

 

上: かずら橋から祖谷街道へ戻る途中

中央に、一泊した祖谷観光旅館が見える。

 

この旅館は民宿の趣があります。

私がここを選んだのは、かずら橋に近く、安さもあるが、さらい良いことがあったからです。

一つは、高齢の女将さんと、祖谷のことについて色々話が聞けたことです。

話好きな人でした。

今一つは、祖谷の素朴な家庭料理を夕飯に出してくれたことです。

アマゴや山菜料理、蕎麦、コンニャク、タケノコが出ました。

 

残念ながら建物が古く、日本客は普通選ばないかもしれません。

コロナ騒動がなければ、この旅館に海外の観光客、中国人などがよく来たそうです。

海外の人には、日本の旅籠と感じられるでしょう。

 

下: 祖谷観光旅館の前の祖谷街道から下り側を望む。

 

 

 

< 9. かずら橋夢舞台 >

 

今回で、祖谷のかずら橋を訪れたのは4度目です。

以前は、このような巨大な駐車場やバイパスが無く、狭い祖谷街道は車の渋滞が延々と続いたものでした。

この「かずら橋夢舞台」は大型駐車場・イベント広場・物産館・食堂「かずら橋亭」からなる大型観光施設です。

 

上: 祖谷街道側から対岸のかずら橋夢舞台を見た

 

下: 左岸を車で通過した際、かずら橋夢舞台を振り返った

 

 

 

< 10. 左岸のバイパスから下流を望む >

 

これから下流の橋を渡り、また上流側に向かって祖谷街道を走り、平家の落人伝説の地を巡ります。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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