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今回は、北京西駅から頤和園までのバス乗車と、
頤和園の半部ほどを紹介します。
写真は2019年10月19日8時~11時頃の撮影です。
< 2. ルート地図、上が北 >
上: 公共バス、394路(韩家川南站方向)による北京西站から西苑站までのルートです。
濃い緑がバス、薄い緑が徒歩です。
地下鉄を乗り継いでも行けるのですが、都市の風景を見たかったのでバスにしました。
バスなら乗り継ぎはありません。
下: 頤和園入場までと頤和園内のルート。
緑線が徒歩のルートで、右側のバス停から入場ゲートを通り、そして西側にある石舫までを示す。
今回の紹介は昆明湖に面した頤和園の南側だけになります。
次回は中央の丘を登り、北側を紹介します。
< 3.ホテルの部屋からの眺め >
駅の北側を望む。
大きなバスターミナル、北京西站が真下に見える。
上: ほぼ真北を望む。
下: 少し東寄りを見ている。
並んでいる銀色と青色の屋根がターミナルです。
< 4.バスに乗って >
上: バスターミナルとホテル。
バスターミナルへはホテルから直ぐに行くことが出来ず、迂回して大通りまで出なければならない。
予めバスの路線番号を調べていたので、乗車のバス停は直ぐわかった。
ターミナルの後ろが宿泊したホテル瑞爾威飯店(北京西鉄道駅)です。
便利な位置にありながら安かった。
朝食は別料金で、チェックイン時に払った。
特に問題はなかった。
すぐ横の北京西駅から朝9:15の新幹線に乗らなければならなかったのでここを選びました。
旅のヒント
新幹線で北京から開封と開封から蘭州に行く場合、1日の本数は結構あるのですが、朝の1本(9時前半発)を除いてみな巨大駅(鄭州や西安)で乗り換えになります。
乗り換えには不安があり、時間ロスもあるので避けた。
今回、様々な予約に初めてTrip.comを使いました。
中国のホテルのすべてと一部の航空券に使用。
新幹線は、事前に行っても予約を確約出来ないとのことで、友人に依頼しました。
新幹線も、旅程に余裕があるなら日本語で予約できるTrip.comはお薦めです。
航空券の多くは、中国の航空会社で買う方が安かったので直接購入した。
しかし航空会社のサイトは英語や中国語表記であり、トラブルがあると苦労します。
いずれ紹介しますが、結局、中国の友人にトラブルを解消してもらいました。
Trip.comは、日本語で質問を受けるコールセンターがあり、メールや電話でホテルの事などで幾度も確認することが出来た。
但し、オペレーターは日本語を喋る中国人です。
Trip.comでのホテル予約で、実害はないのですが少し違和感がありました。
それは予約完了と同時にクレジットカードで料金を支払っておいたのですが、ホテルチェックイン時にまた支払を請求された。
フロントマンはそれはデポジットだったと言ったが、英語や中国語でのやり取りなので納得できず、異議を唱えたが、結局支払った。
帰国後、調べると私達がホテルチェックインする前にはTrip.comから返金があった。
またすべてのホテルで、このような形で支払ったわけではなく、様々でした。
北京の1泊を除いて数日前までのキャンセルが無料なのは良かった。
鉄道や航空機、観光拠点などの都合で日程を幾度も組み替え、キャンセルをかなりしたので。
結論、Trip.comは中国旅行にはお薦めです。
なお来年、米国を周遊する予定ですが、数は多くは無いが米国でもTrip.comの方が安い場合があります。
下: 乗車したバス。
このバスは2階建てでした。
中国のバスは降車を知らせる押しボタンが無いので、2階に登ってしまうと、降車に間に合わないと思い上がりませんでした。
後に慣れて来て、降車の停留所が事前に分かるようになると、2階に上がりました。
このバスで驚いたのは、警備員が一人、初めから乗車していたことです。
彼はずーと立ったままで、適宜、乗客にマナーを注意しているようでした。
彼はちょうど私の横にいたので、びくびくしたのですが、何も注意されませんでした。
警備員の添乗は北京のこのバスだけでした。
< 5. 頤和園までの車窓の眺め >
三日間の滞在中、北京の空はこのような感じでした。
中心部から離れているのか、渋滞は酷くはなかった。
やはりレンタルバイクをよく見かけました。
< 6.バス停から頤和園の入場口まで >
上: バス停を降りて西(進行方向)に少し進むと、道路の左側に洒落た飲食街があります。
さらに進み分岐を左に行くと、写真のような広く静かな並木道に出ます。
次いでまた分岐を左に進みます。
この辺りは表示がないし、あまり人が歩いていないので危うく迷うところでした。
途中、人に聞いたのでわかりました。
中央: やがてたくさん人がいる所に着きました。
ほとんどの人は観光バスの団体のようです。
進んで右側が東門で、さらに右側に切符売り場があります。
下: 入場ゲートは人で一杯です。
ゲートの数が多いので、それほど待ちません。
バス停から東門まで1km強でした。
< 7. 仁寿殿 >
上: 仁寿殿の庭にて
中央に麒麟の銅像が見える。
下: 玉澜堂の前から浮島の知春亭を望む。
左は文昌阁。
遊覧船が沢山繋がれている。
< 8. 乐寿堂 >
上: 先ほどの写真撮影の位置から万寿山を望む。
山の手前の右側に逆さのU字型が見えますが、その向こうに乐寿堂があります。
下: 乐寿堂。
清朝の乾隆帝が母の皇后に建てた住まいです。
ここには頤和園最大の太湖石があり、写真の左側に一部が見える。
重量は20トンを越える。
< 9. 長廊 >
上: 長廊と昆明湖の間。
人が多くて、とてもじゃないが散策を楽しむどころではない。
下: 長廊。
全長700mを越える木造の外廊。
梁に桁に14000もの絵が描かれている。
座ることは出来たが、鑑賞出来る雰囲気ではない。
< 10. 昆明湖 >
上: 先ほど通って来た文昌阁や玉澜堂が見える。
下: 遠くの島は南湖岛。
この湖は南北と東西にそれぞれ1.7kmほどある。
この湖の名前がなぜ昆明湖なのか?
後に、私は雲南の巨大な湖、滇池を訪れるのですが、なぜこの名前がついたのか。
北京から昆明まで直線で2100kmも離れているのに。
起源前、漢の武帝は雲南征服を果たしたが、この時、長安に滇池に模して昆明池を掘らせ水軍を訓練した。
これにちなんで乾隆帝はそれまでの西湖の名を昆明湖に代えた。
この湖は昔は水運、この時は貯水池として使われた。
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上: 長廊。
下: 云辉玉宇牌楼。
この門のような建物は、千寿山の中央建築群の中心軸の出発点で昆明湖側にある。
< 12. 石舫 >
上: 石舫。
船体部分は石で上部建物は木造。
乾隆帝の建築物が焼失後、光緒帝が外国の遊覧船に真似て再建した。
伯母の西太后は夏になるとここでよく休憩したそうです。
< 13.排云殿 >
写真中央の排云殿を抜け、一気に千寿山を上って、頂上の佛香阁を目指す。
次回に続きます。