20160121

桂林を訪れました 14: 龍脊棚田 4

 
    

今日で、この村の紹介を終わります。
非常に短い時間だったが、心地良い訪問だった。



< 2. さらに上の村を目指して >
中央の写真: 軒先に掛かっている黄色いものはトウモロコシのようです。

赤い旗が見える一番高い村を目指して上ろうとしたが、私達には限界だった。
足は震え、心臓は躍っていた。
ここで折り返すことになったが、下りの道のなんと急なこと。
村人が日々、ここを行き来していることに驚かされる。




< 3. 途中で出会った自然 >


< 4. 村を振り返る >

上の写真: 私達は右に見えるの集落の下から半分を越えたに過ぎない。
この下にも集落があり、実に上下に延びる密集した大きな村でした。
日本の急斜面の山村はおそらく広く分散しているはずです。
ここにも中国が氏族や部族の繋がりを大事にしている様子が出ているようです。

下の写真: 帰る頃には、晴れ間が少し見えて来ました。



< 5. 中国ドラマ「傾城の雪」 >

上の写真: 皇宮で行われた刺繍の大会。
下の写真: 雲南の婚礼衣装。

私達は旅行に行く前、中国歴史ドラマ「傾城の雪」にはまっていました。
このドラマは明時代の刺繍の名家が舞台で、蘇州の皇宮と雲南の村の文化を描いていた。




< 6. ヤオ族の婚礼 http://sakuraproject.org/mien.html >

今回の旅行では民族衣装を見ることは出来なかったが、中国南部の少数民族の衣装には共通点があるように思える。
上記の写真と中国ドラマの婚礼衣装には、銀の装飾品、豪華な刺繍、黒と赤が基調になっており、服の作りも似ている。
以前、台湾を旅行した時に見た少数民族の衣装とも似ている。

私達日本の国生み神話(淡路島誕生)や里見八犬伝のルーツもこの中国南部の少数民族にある。
1万年を遡る稲作誕生、やがて漢民族の優勢によって南下した人々、その文化が台湾や日本に伝来した。
この遥かなる繋がりを感じることが出来た旅でした。


次回に続きます。














No comments:

Post a Comment

どうぞご意見をお書き下さい。Please write an opinion.