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今回は、北宋時代の物が残っている鉄塔公園と
ショッピングモールを紹介します。
< 2. 観光ルート、上が北 >
S(大相国寺の前)からバス(赤線)に乗り、途中1回乗り継ぎ、鉄塔公園の前まで行きました。
1の鉄塔公園内を散策した後、またバス(オレンジ線)に乗り、2のショッピングモールの前まで行きました。
歩いたところは茶色線で示します。
このモールで夕食を済まし、またバスに乗り、黒四角のホテルに戻りました。
茶色枠は今回紹介する所、緑枠は既に紹介した所です。
< 3.大相国寺近くのバス停から >
< 4. 乗り継いだバス停から >
この通りは鼓楼街の近くの解放路で、メイン通りの一つのようです。
< 5. 鉄塔公園の前 >
上: バスを降りて、鉄塔公園までの途中にあった果物屋。
小さい店ですが、果物は豊富でした。
大きなザクロがあったので買いました。
< 6.鉄塔公園に入った >
私は公園内を鉄塔に向かって中央の道を行き、見学後また引き返した。
従って公園の半分も見ていないと思います。
< 7. 接引殿 >
公園のほぼ中央にある最も大きな建物です。
中には仏像があり、壁には極彩色の絵がありました。
この銅像は宋金代(約11~12世紀)のもので、絵は「西方極楽世界図」のようです。
< 8. 鉄塔の全景 >
スリムながら堂々とした塔です。
名前の由来の通り、表面は光沢のある褐色のタイルで覆われている。
建造されたのは北宋時代(1049年)で、宋が最も栄光に包まれ開封が栄えていた頃でしょう。
やっと当時の開封を偲ばせるものに出会えた。
< 9. 拡大 >
下の写真の入り口から鉄塔の中に入ることが出来き、螺旋階段を登ることが出来る。
そして上の写真の窓から外が見える。
私は疲れるのを避けて入らなかった。
< 10. 塔の外壁 >
見える限りの壁面は、仏像の浮彫で覆われていました。
下: 入口。
< 11. 宋都御街 >
上: 南側から宋都御街を望む。
中央の門の向こう側が宋都御街で、この道を行くと龍亭公園に至る。
この公園の地に、かつて王宮があった。
現在の建築群は70年ほど前に再建されたもので、テーマ―パークに成っている。
下: ショッピングモールの万博时代广场。
中には大型のスーパーやショッピング街、飲食街がある。
< 12. 夕食を食べた所 >
私がここに来た時、飲食店はどこも準備中でした。
それで看板に惹かれて、この店に入り、何時から始まるのかと聞くと、店員は今からでもOKと言ってくれた。
私は適当にセット料理を注文したのですが、今回の旅行で唯一おいしくなかった料理でした。
加熱されたタレの入った鍋に、串に刺した食材を入れて食べる料理でした。
期待していた肉類は少なく、ほとんどが乾瓢(かんぴょう)のような食材でした。
慌てて、失敗した。
中国では、様々な地域の料理が組み合わされ、新しいものが生まれているようです。
西安料理や韓国料理、寿司などが見られた。
私がこの店の席に座ったのは、定刻の30分前でしたが、柔軟な対応に驚いた。
また食べながらフロアの通りを見ていると、他店の前では店員が10名ほど並び、朝礼のような事をしている所もあった。
この朝礼のような事は、他の地域でもちらほら見たし、中には全員で復唱させられている場面もあった。
日本を思い出した。
右上: この店の前に従業員募集の看板があった。
店長の月給は64000~128000円のようです。
皿洗いで37000~42000円らしい。
他の地域でもこの手の看板を見たが、賃金の相場は同じだった。
私の感じでは、職能により差はあるが給与は意外に高く、地域による差が少ないようだった(訪問した都市では)。
< 13. 夜の宋都御街 >
ショッピングモールを出ると、外は暗かった。
下: 宋都御街の南に延びる通り。
この通りの両側には様々な店舗が開いていた。
< 14. バス停 >
ここからホテル近くまで行くバスに乗り、ホテルに帰った。
明日早朝には新幹線に乗ってこの地を去ります。
これで三つの都市、廈門、北京、開封を見終えた。
廈門は風光明媚な地にある発展した都市、北京は歴史もある巨大都市で、二ヵ所共、二度目の訪問でした。
15年ぶりの訪問だが、二つの都市は再開発が進み、古く汚い町並みは消えているようでした。
初めて訪れた古都開封には、予想通りと言うか、本当の歴史を感じさせるものが少ない。
それでも中原と呼ばれる地、黄河中流域の古代から発展した地に立ってことはうれしい。
以前、観光した洛陽とは異なり、こちらはどこまでも平坦でした。
驚いたのは、陸の孤島のような古都開封の郊外がどんどん開発されている事でした。
北京から開封までずーと窓の景色を見ていると、開発可能な途方もなく大きな大地が有り余っている、そんな気がした。
これ以上、人口が増えると中国だけでなく世界も困るが。
次回に続きます。