This time I
introduce the ancient ruins that I visited in traveling abroad.
The ancient
ruins were made about 2000 ~ 5000 years ago in Egypt, Turkey, China,
and Austria.
今回は海外旅行で訪れた古代遺跡を紹介します。
5000年から2000年前の古代遺跡での体験を報告します。
エジプト、トルコ、中国、オーストリアについて語る予定です。
< ギザのピラミッド(パノラマ) >
今回はエジプト・カイロの近くサッカラにある階段ピラミッドを紹介します。
ギザの三大ピラミッドは巨大で、葬祭神殿、スフィンクスなどもあり素晴らしい所です。
しかし地球最古の現存するピラミッドと言えば、その約百年前に作られた階段ピラミッドです。
< 上から近郊、外観(右側にピラミッド)、門、階段ピラミッド(パノラマ) >
階段ピラミッド(パノラマ)の説明:90度の視界があります。ピラミッドと右手の門の間に祭殿、写真の右外側には貴族の墓が多数ある。
< 上から配置図、ピラミッド拡大、祭殿、列柱廊(中庭側から) >
このピラミッドがエジプトで最初に作られたもので後の四角錐の原型となったものです。
紀元前2650年に作られたもので、ピラミッドの前には広場、祭殿、神像が並んでいたはずの柱廊と門があります。
その外側には多数の蒲鉾形の墓が並んでいます。
私は感動のあまり一人で走り回りついには写真右手にある門の上に上り、ピラミッドからナイル河畔を見下ろしました。
エジプトに行って始めて実感したのですが、砂漠はナイル水面よりもかなり高い所にあるのです。
最古の建築家であり神と讃えられたイムホテプが作った最古の建造物の上に立ち、ピラミッドが造られ始める文明胎動の瞬間に立ち会うことが出来るはずです。
焼け付くような日差し、ひからびた堅い大地に立ち、乾燥した大気で息をしていると、当時の人々の息吹が聞こえてきそうです。
目を閉じ、耳を澄ませると、どこやら私に話かける声が聞こえてきました。
そこには黒い民族衣装を着、頭にターバンを巻いた男が一人現れ、私にダメだと言っているようでした。
私は急いで門の下に駆け下りようとしました。
振り返るとその男は右手を差し出し、「1ダラー、1ダラー・・」と言い続けていました。笑い!
こうして感動のひとときから現実の世界に引き戻されました。
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