20180407

何か変ですよ! 109: 未来の壁 7





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前回、海外への無関心と無知が偏狭を生むことを見ました。
今回は歴史、特に海外の歴史を理解しない弊害を見ます。




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はじめに

つくづく歴史を見ない人が多いことに溜息します。

私の周囲にはたくさん本を読む人がいる。
彼らの読書の嗜好は千差万別ですが、概ね日本の歴史に関心を持っておられます。
それでも多くは歴史ミステリーの謎解き(邪馬台国、聖徳太子など)が中心です。

そして彼らは自論を篤く語るか、多くは本の一節を読み上げることが多い。
彼らは自論が如何に見栄えするかに関心があるようです。

歴史を語る彼らに共通することは、自論に反する本は読まない、愛読する本に疑問を持たない、また本の引用が多く、自分なりの言葉で語ることが少ないなどです。
自論に関して知識は深いが、他の日本史に関心が薄く、まして中国を除く世界史にほとんど関心が無い。

これは以下のように解釈できる。

さして真偽の確認をせず一度自論が固まると、その後はまったく疑いを持たなくなる。
多くは好みの論調(左派右派)の受け売りで、ここでも村意識(帰属集団で安心を求める)が影響している。

また歴史のメカニズム(因果関係)に興味がなく、その知見を社会の理解に生かそうとしない。
例えば世界の古代都市の誕生パターン(メカニズム)を理解することは邪馬台国誕生の検証に役立ちます。

読書量の多い人でさえこれですから、本を読まない人に歴史を理解することなど期待できない。
学校では歴史の年号を記憶させても、そのメカニズムを識るように教育していない(かつて植民地では国民の覚醒を妨げる為、歴史や政治教育を行わなかった)。

狭い範囲での私の見立てですが、これが現状です。

このような状況で、前回取り上げた日本会議(保守派)の日本を美化する説は、多くの人を魅了することになる。

この歴史、特に世界の歴史を理解しないことが、未来への大きな第5の壁になる。



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* 私と歴史

もともと私は歴史が嫌いでした。
なぜ嫌いかと言えば、暗記が弱かったからです。
私は自然科学が好きで技術者として働いて来ました。

しかし、自然科学だけでは、疑問や問題の解決に役立たないことを痛感するようなった。
なぜ人は戦争を始め残虐になるのか、平和をどうして構築すべきか、なぜ国は衰退するのか、などの答えを私は探し続けている。
結局、日本史、中国史、世界史、人類史、進化論に広がり、美術史、法制史、医術史、宗教史、戦争史などにも手を広げました。

海外旅行に行くようになると、これまでの疑問―社会問題、美術、戦争と平和、宗教など、を解くために各国史を調べるようになりました。
これを繰り返して行く内に、少しづつ視界が晴れて行くことを実感するようになった。



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* なぜ歴史への理解が必要なのでしょうか?

一番は社会で起きている現象を正しく理解する為です。

技術者はトラブルを解決する為に、ある仮説を立て、これを実験で確認することが出来ます。
実は、これはこれでかなり困難なのですが、それでも対策を実施する前に正否を確認できます。

しかし、現実の社会問題ではそうは行かない。
一つは、自分で直接、現地調査もありうるでしょうが、ほとんど無理です。
結局は、新聞や論説、書籍などで調査することになる。

ここで問題は、相反する論説や報道の取捨選択です。

例えば南京虐殺事件に関して、日本の左派右派の肯定否定論が完全に対立しています(私は両論を計15冊ほど読んだ)。
こうなると自信を持ってどちらが正しいかを言い切ることは難しい。



< 5.南京城、赤線に注視! >


そこで中国側の資料(翻訳)に目を通してみる。
眉唾が多いかもしれないが、注意して読むと膨大な死体がなぜ消えたが分かってくる(ヒント、南京城の直ぐ横の長江の流量は1秒間に2万トン)。

また世界の虐殺史を調べると、人は置かれた境遇によって、平常時には想像出来ないような惨いことを犯すことがわかる(「殺人百科」など)。

アウシュヴィッツ収容所所長アイヒマンの裁判を傍聴したハンナ・アーレントは彼を極悪人ではなく普通の小心者と評した。
後に、このことをスタンフォード監獄実験(1971年)が実証した。
これは、一般の正常な人を被験者にした心理学実験で、誰でも凶暴になることが確認された(危険な為、途中で中止された)。

つまり日本人は善良な民族だから、捏造と決めつけるのは短慮に過ぎる。

むしろ世界の戦史から見れば、他国に深く侵攻し欠乏する兵站に喘ぐ日本軍、さらには村意識(旅の恥はかき捨て)が強い日本兵の心境を考えると、何が起きるかは容易に予想がつく。
その例はアフリカ植民地での英仏兵、大戦時のドイツ兵やソ連兵、ベトナム戦争での米兵などに見られる。

さらに日本の文化(村意識)が、この事件の真相解明を困難にしている。
日本軍は証拠を残さない、また帰還兵は仲間を裏切る真実の吐露を行わない。
(佐川長官の在職時の日程記録はすべて破棄していた、注釈1)
当時、報道は完全に軍がコントロールし、まして一般人が直接現地を知ることは不可能でした。


結局、私達が平和を構築する為に、隣国との相互理解を妨げている事件や問題を理解するには、日本だけの狭く偏向した報道や論説だけで判断出来ないのです。

間接的ではあるが、世界史から人間の行動や社会のメカニズムを理解し、出来るだけ客観的に真実に近づかなればならいのです。

これが歴史、世界史を理解することの重要性です。



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* 歴史を理解するために

以前、私のブログ記事を批難した方が、その根拠に歴史は繰り返さないので歴史的説明は無意味だと指摘されたことがありました。
この論調は、ウヨの方に多いように見受けられるが、ある意味、ポイントを突いています。

この指摘を簡単に反証しておきます。

前述の南京事件の解説で読者は気づかれたかもしれないが、日本人が中国で起こした事に対して、私はポーランドやアメリカ、それこそ世界各地でドイツ人、米兵などあらゆる民族が関わった事件を援用して説明して来ました。
それこそ起きた時代も違います。

ベストセラーになった「銃・病原菌・鉄」「文明の衝突」「21世紀の資本」に始まり、各種スポーツの解説書に至るまで、世界各地、あらゆる民族と時代を扱っています。
私達読者は、そこに普遍性を当然のように見出して理解しています。
つまりウヨの方が言われることは、普遍性を非常に厳密に定義しているか、単に都合の悪い歴史を無視したいだけかもしれません。


* 大事なこと

繰り返しになりますが、日本人はどうしても狭量になり易い。
これを自覚し、自ら世界に向かって視野を広げることで、皆さんは日本の衰退に気付き、かつ対策を諸外国から学ぶことが出来ます。
さらに平和を構築する方法や近隣諸国との理解も得られるでしょう。

最後に、朗報を一つ。
文化心理学で東アジア人(中国、韓国、日本人)は西欧人に比べ、木より森を見る傾向があることがわかっています。
これは被験者に魚が泳ぐ水槽を見せた後で何を見たかを聞く実験です。
この時、西欧人は一番大きな魚の特徴を主に語り、東アジア人は背景の水草や小さな魚等を含めた全体を語るそうです。
つまり東アジア人は空間的には全体的な捉え方をするのです。


次回は、今を理解するヒントを歴史から紹介します。



注釈1
もし在職時の全日程記録があれば佐川の行動や面会の記録から、森友問題の解決に役立っと考えたNPO法人が情報公開請求を行った。
しかし国税庁からの回答は1日分の簡単な日程1枚で他は廃却したでした。
現代ビジネスの4月5日の記事。


20180405

岡山と広島を訪れました 3: 車窓からの眺め、広島まで



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今日は、倉敷から広島まで、車窓からの眺めを紹介します。
JR在来線でのんびりと旅をしました。


 
< 2. 乗車ルート、上が北 >

上の地図: 赤線が乗ったJR線のルート。

下の地図: 赤線が広島駅から原爆ドームまで乗った路面電車のルート。


 
< 3.尾道から三原の間 >

上の写真: 左奥に見える橋はしまなみ海道のいずれかの橋(因島大橋?)でしょう。
あの橋を渡り右手に行くと幾つもの島を越え、四国まで車で行くことが出来ます。


 
< 4.乗った電車 >


 
< 5. 電車進行方向の眺め >

平行して走る山陽新幹線はトンネルが多くて景色を楽しめないが、在来線は狭い曲がりくねった谷合を走るので、存分に山陽地方を味わうことが出来た。
それにしても大都市を離れると、一気に民家も疎らな町や寒村になるのには驚いた。

もっとも私も寒村に住んでいるのですが。


 
< 6. 駅構内に入っていく >


 
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< 9.広島駅に到着 >


 
< 10. 路面電車に乗る >

 
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広島駅から原爆ドーム前まで乗り継ぎ無しで行けました。
着いた時は、6時を少し過ぎてかなり陽が西に傾いていました。


この3月22日、木曜日の朝、明石から姫路間の電車では通勤時間と多少重なった為、初め座れなかった。
しかし、その後の姫路→岡山→倉敷→糸崎→広島→原爆ドームの電車はすべて座れました。
青春18きっぷでの在来線の普通や快速で乗り継いで行く旅は、座れるかどうか不安でした。
しかし通勤時間であっても出社や退社の流れ(都市と地方)と反対方向に電車を乗る場合は座れます。

良かったことは、車内には旅行客で無く、地元の人が通勤や通学で使っている人が多いので、地元の雰囲気や暮らしが見えてくることです。



次回に続きます。




20180404

何か変ですよ! 108: 未来の壁 6





< 1.桜井、慰安婦めぐる訴訟で敗訴 >



前回、「報道の自由」について語りました。
今回は、日本人が他者に対して偏狭になり易いことも見ます。



 
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はじめに

前回、世界や言葉や文化が異なる海を隔てた隣国の理解が困難なことを見ました。
これが往々にして視野狭窄で身勝手な言動を生み出します。

自分の属する社会だけに通じる主義主張を唱え、他者と通じ合える主義主張を模索するどころか、否定までします。
このことは幸福で平和な国を作るには大きな第四の壁になります。


 
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* 様々な珍発言

巷に溢れる視野狭窄で身勝手な言動を紹介します。

A: 「世界中が憧れるこの日本で『貧困問題』などを曰う方々は余程強欲か、世の中にウケたいだけ。」

桂春蝶がネットで発信。二代目落語家。 


B: 「国民主権、基本的人権、平和主義、この三つをなくさなければ本当の自主憲法にはならない」

長勢甚遠が大会で発言。「安倍晋三さんを支える会」の中心メンバー、日本会議富山県会長。


C: 「先の大戦において祖国と同胞のために一命を捧げられたあまた英霊・・。 この英霊への感謝の念こそ、・・歴史認識の第一であるべきである。
大東亜戦争は、米英等による経済封鎖に抗する自衛戦争としてわが国は戦ったのであり、後にマッカーサー連合国軍最高司令官自身もそのことを認めている。」

日本会議のHP、歴史認識より抜粋。日本最大の保守(右翼)団体で自民党国会議員246人、安倍内閣19人中15人が入会か賛同している。


この三つの意見のどこが可笑しいのでしょうか?

例えば日本会議の役員には神社関係者が多いが、大会社のトップ、有名大学の教授も少なくない。
彼らが流言飛語の拡散に熱心・・。

世界は、彼らを世界を見ず、歴史を自己都合で解釈する時代遅れな人々と見るでしょう。


 
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* 何が偏狭なのか

A: 「『貧困問題』を言う人は余程強欲」について

この誤解は世界と日本を比較出来ていないことによる。

日本が優れて幸せな国と思っている人が多いのは事実で、国政調査結果で明らかです。
日々満足して暮らすことは素晴らしいことです。

しかしこれまで、世界に共通する指標を使って日本が如何に退歩し続けているかを見て来ました。
この事実さえ、日本は別格であり、指標にこそ問題があるとして無視する人がいる。
しかし無視できないことがある。
それは、多くの指標が年々日本の社会・経済・人権の劣化を示し、多くの途上国が日本を抜いて行くことです。

なぜこのような誤解が平然と語られるのでしょうか?
多くの人は海外の状況に関心がなく、政府や御用マスコミを信じて疑わないからです。

海外に目を向けて真実を知ろうとする人はごく少数に過ぎない。
日本が大戦に突入する時も、米国との経済力の差を正しく評価出来た人は一握りで、彼らは卑怯者と罵倒された。

海外への無知が悲劇を生む状況は変わらない。



B: 「憲法から国民主権、基本的人権、平和主義を削除」について

このアピールは王政復古を想わせ、近代史を冒涜している。

これを説く長勢は東大法学部出で、労働省を経て自民党議員になり、法務大臣にまでなっている(代々議員の家系)。
この彼が世界の憲法史の流れを無視している。

近代以降、欧米先進国はたとえ立憲君主制を取り入れる場合であっても国民主権と基本的人権を最重視して来た。
平和主義については、日本は最先端(理想)を走っている。

おそらくは日本会議の中心的テーマ、天皇の御世への回帰に沿って憲法を変えるには、国民主権は邪魔だろう。
基本的人権と平和主義は、君主(天皇)に統率された麗しい社会では混乱要因でしかない。

日本会議の台頭は、深まる日本の衰退と高まる世界の右傾化に触発されたのでしょう。
さらには天皇の存在、長期与党政権、さらに世襲議員の台頭が後押ししたのだろう。


相変わらず保守派リーダーは海外の歴史や情勢を無視して国民に自説を吹聴している。
これが可能なのは、多くの国民が海外に興味が無く、まして日々進化している諸外国の理念や政策に疎いからです。
これからは米国ではなく、幸福度が高い西欧数カ国と北欧5ヵ国の知見が有用です。


 
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C: 英霊への感謝が歴史認識の第一、大東亜戦争は自衛戦争」について

このドグマは、強い自己愛ゆえの歴史の改ざんと言える。
これは単に稚拙な歴史認識に留まらず、外交に悪影響を与え、強いては平和を脅かす。


日本会議の言う「先の戦争は経済封鎖による自衛戦争だから日本に非は無い」は世界に通じるでしょうか?

簡単に反証します。

・ もし北朝鮮が経済封鎖に対抗してミサイルを発射した場合、世界は自己防衛とし見做すでしょうか?

・ 欧米の経済封鎖の35年前から日本軍は既に東アジアに侵攻していたので、世界は単に日本が戦争拡大を続けたと見るだけです。

・ 日本はロシアの脅威に対して東アジアに侵攻し、他の帝国主義国と同じであり、日本だけを責めるは片手落ちであると侵害国に言えるだろうか?

ドイツは侵害国に徹底して謝罪し、虐殺を認め、これを否定することを禁止した。
このことが今の信頼を生んでいる。

・ マッカーサー司令官が自衛戦争を認めたと言うが、安倍の祖父岸信介は戦後のインタビューで「あれは侵略だった」と発言している。
彼は戦犯になったほど深くこの戦争と植民地支配に関わっていた。

ざっと見ても彼らの歴史認識の狭量さがわかります。
彼らは世界や世界史を意図的に無視し、歴史を捏造している。

問題は人々がこれに簡単に踊らされてしまう下地(文化と報道)が日本に存在することです。

実はこの偏狭さが日本を窮地に陥れるとしたら。


 
< 6. 世界のニュース1 >

上: Khmer Times(カンボジア新聞)、March 26, 2018
「安倍は縁故主義のスキャンダルの渦中で謝罪」

下: U.S. News & World Report(米国雑誌)、March 26, 2018
「日本国民の半分は安倍が土地取引スキャンダルで辞任すべきと考えている」


* 身の周りで起きていること

私達は、真実を隠そうとする多くの報道に取り囲まれていると疑うべきです。
もっと世界に目を開いて下さい。
世界のニュースサイトとグーグル翻訳で、世界の動きが見えて来ます。

上の二つのニュースは日本の政治腐敗を的確に伝えている。


 
< 7.世界のニュース2 >

上: CNN(米国のテレビ局)の日本版、2018年3月30日。
「日本も北朝鮮との首脳会談を模索、取り残される不安募らせ」

下: Business Insider (米国のウェブサイト)の英国版、March 29, 2018
「外交の転換、日本の安倍はスキャンダル災難から話題を替えることを狙っている」

この二つのニュースはアベが外交で人気回復を狙っているのを的確に伝えている。

日本の外交は、米国との同盟に束縛され東アジアと敵対的にならざるを得ない。
これで人気を得て来たが、内政と外交で共に窮地に陥ると、新たな目玉外交を模索し始めた。

御用マスコミやアベ友応援団の話だけを聞いていると真実が見えなくなり、国民は益々馬鹿にされることになる。


ここで日本の若者と経済を見てみましょう。


 
< 8.海外留学 >

上のグラフ: 日本の海外留学生は2004年から低下し続けている。
真ん中のグラフ: 日本での外国人留学生はアジアからが多い。

下のグラフ: 日本を除くアジア人留学生が増加している。

残念ながら、豊かになった日本の若者はチャレンジ精神を無くしつつある。
これは英国が19世紀半ばから衰退した時と同じ状況です。


 

< 9. 企業と若者の動向 >

上のグラフ: 若者は海外で働く意欲を年々無くしている。

中央の表とグラフ: 日本の競争力は年々低下し、政府の効率性と外国語のスキル
が大きな弱点になっている。

下のグラフ: 企業にとって東アジアは重要になったが、企業はグローバル化を担う人材確保で困っている。

この政治の混迷と社会の衰退からどうすれば抜け出せるのだろうか?


* まとめ

少なくとも日本会議の言う憲法改正―天皇中心、道徳や旧来の家族の復活、懺悔ではなく誇りを取り戻す、で日本の再興や平和構築は無理です。
明らかに外交や経済、若者の覚醒には逆効果になる。
最悪、戦前に戻るだけだろう。

皆さん、どうか世界から取り残されることを恐れて欲しい。


次回に続きます。