日本の政治文化は悲惨
止まない汚職、多い世襲議員、少ない女性議員、深刻な少子化はなぜか?
汚職が止まないのは議員が利権漁りに奔走するからだが、そもそも初めから政治家を目指す動機が不純です。
ほとんどの議員は地元の三バン(後援組織、知名度、選挙資金)に支えられている。
当然、親からの世襲議員であれば三バンをそっくり引き継ぎ楽勝です。
後援側も手堅く利権を維持拡大出来ます。
こうして今なお汚職と世襲は続く。
この欠点は人格や能力で劣る人物が地元しか見ず、社会の公正や国家の未来を意識せず議員になることです。
さらに金がかかり、人気が左右する選挙になってしまう。
歴史を振り返ると、文明や国が亡ぶ時は、いつもこのように利権が国政を預かる者に集中することから起こっています。
それではなぜ女性議員が少なく、深刻な少子化を放置することになるのか?
安倍首相は国会で「当時、子供手当は馬鹿げた政策と考え、野党の法案を否決した」と述べた。
これは先進国では効果のあった政策でしたが。
理由は簡単です。
地元に利権(公共事業など)を取ってくることでしか生き残れない議員は、それを当てにする後援者達や地元民の保守的な嗜好に合わせるしかない。
これが社会の守勢、後退の悪循環を生む。
つまり、時代遅れの女性軽視が未だに罷り通るのです。
北欧では全てが異なる。
次に続く
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