なぜ経済は衰退したのか
日本(青)は成長しなくなった。
日本(赤)は年を追うごとに順位を下げた。
日本は73年で高度経済成長を終えたが、74~90年もまだ好調だった。
『ジャパン・アズ・ナンバーワン』と世界から称され、日本企業がニューヨークの不動産を買占め、国内ではゴルフ場が乱立した。
しかし91年にバブルが弾けた。
巨大バブルは、米国が戦争と大減税で双子の赤字を抱え日本に円高の協調介入を要求した事に始まる(85年プラザ合意)。
成長の牽引力だった輸出企業は円高で業績を落とした。
そこで日銀は貨幣供給量(赤枠)を大幅に増やした為、株や土地への投機が過熱した。
そして崩壊し、多くの金融機関と企業は巨額の負債を抱えた。
国が約100兆円をつぎ込んでも、経済は萎縮し続けた。
さらに1995年から生産年齢人口が急減した。
いわゆる少子高齢化です。
これが致命的なのは、例え需要を喚起してもそれに応える労働者がいなくなり、確実に経済は縮小します。
一方高齢者増は介護従事者を必要とし就業者を増やすのですが、国内総生産が縮小し社会保障が破綻することになる。
こうして日本は悲惨な末路が・・
次に続く
No comments:
Post a Comment
どうぞご意見をお書き下さい。Please write an opinion.