20190510

平成の哀しみ34: 深まる亀裂 32: 何が重要なのか 3







今回で「深まる亀裂」を終わります

世情に蔓延っているものは何か

悪化に気付かない
歴史の教訓を生かせない
世界を知らない
権威に依存し政治に無関心


 

これが日本の哀しみを生み出している


日本の首相が右翼化し、巷でネットウヨが跋扈する。

安倍首相が右翼化したと言うより、右翼化の波が彼を押し上げ、また彼がそれを煽った。
近隣外交では敵対的な姿勢が目立つが、これは右翼の真骨頂。

ここまでは誰も異論はないだろう。
しかしこれだけでは済まない。

国内の社会経済は低迷し続け、貧乏人は増え続けている。
これは右翼化と軌を一にしている。

今、あらゆる対立が渦巻き深まりつつある。

貧乏人と金持ち、非正規と正規、労働界と経済界、マスコミの左派と右派、野党と与党、老人と若者、女性と男性など。

一方の優勢は勢いを増し圧倒し始めている。

この結果、日本の将来はどうなるのか?

右翼化は戦争の危機や平和の喪失だけではない。
そこにはもっと恐ろしい社会経済の衰退の始まりと暴発の危険が隠されている。

実は、最初に掲げた4つの意識は今に始まったものではない。
これは従来からの社会意識に、戦後の繁栄への執着が加わっての事なのです。


次回から別のテーマで深堀します。




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