致命傷とは何か?
区別することは重要です。
例を挙げます
交通事故死者数は毎年4千人ほどです。
これは車の欠陥(部品の寿命や故障)が原因でしょうか。
いな、ほとんど人災です。
(原発事故を起こしたチェルノブイリは手順ミス、福島は指摘されていた装備を行わなかったミスです)
毎年多くの人が死亡し障害を負っているが、自動車が禁止されることはない。
もし自動車の原動力が小型原発だったらどうでしょうか?
衝突事故の度に放射能汚染が広がり汚染を除去できない。
当然、製造だけでは安全を確保できないので国民は禁止を願うでしょう。
国民は便益と危険を勘案して即断出来るはずです。
しかし大型原発になれば違う。
残念なことに構造が複雑で、身近に見ることもない(危険で)。
さらに放射線の危険性、体内の細胞や遺伝子が破壊される恐ろしさを理解出来ない。
特に確率的に侵され、時間をかけて発症することが見え難くしている。
ここでも国民は理解する努力を惜しみ、政府や代弁者(産学官)の喧伝を鵜呑みにし、判断を委ねてしまう。
こうして災厄は繰り返される。
重要な事は致命傷を負うと感じたら他人任せでなく、少なくとも拒否の表明(投票)が必要です。
次につづく
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