好調を担うもの
日本経済で最も好調なのは円安・株高、就業者数と海外からの旅行客の増加です。
もし、これが現政権による政策効果でないとしたら?
政策の効果なら今後も期待出来るが、これが海外要因や以前からの傾向だったとしたら。
そうとするならバブルを加速させているだけかもしれない。
また悪化が目隠しされ経済の根本的治療を遅らせ、傷を深くすることにもなる。
確認します
円安が始まったのは安倍政権誕生の5ヵ月前、切っ掛けはEUの金融危機が去ったことでした。
就業者数は2000年代中頃からリーマンショックを除いて増加傾向にあった。
また増加の主なものは医療福祉従事者と高齢者で、これは以前から増加傾向にあった。
株高は円安を見込んだ海外投機家がアベノミクスへの期待もあっ
て買ったのが始まりでした。
しかし、彼らは去年売り逃げし、現在は日銀と年金資金管理法人が買い支えている。
海外旅行客の増加は世界的傾向だが、特に中国の経済成長が大きい。
中国人の海外旅行者数は15年以上も前から鰻登りで、2014年には20%増の1億人を突破した。
これに円安が加わって日本に流れ込んだ結果でした。
つまり別の要因が大きく現政権の成果ではない。
次回に続く
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