< いつか来た道、そこかしこに >
もっとも現実的な危機が皆さんに迫っています。
それは白色テロの恐怖です。
こんなこと聞いたことがないぞ!
平たく言えば、白色テロは警察や検察が腐敗し暴走し、権力・体制側の手先になり暴力を振る事です(半世紀前の台湾、今の中国)。
現実を見てみましょう。
大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件は検察が手柄を立てる為に、厚生省村木元局長を強引に冤罪に仕立てた事件でした(冤罪は多い)。
ゴーン被告の国外逃亡にも同様の背景がある(冤罪かは不明)。
弁護士が被告との会話で「日本では人質司法がまかり通り、公正な裁判が期待できない」と発言していた。
あまり知らていないが伊藤詩織事件では、強姦犯(民事で認定)に出ていた逮捕状が逮捕直前に執行が停止された(普通ありえない)。
容疑者は首相に非常に近い人物で、政府側が停止を指示したとされている。
正に、腐敗と暴走から権力者の手先になりつつある。
今までも議員が犯罪(交通違反など)を握りつぶすことは日常茶飯事だが、ここまで首相側によって白昼堂々と行われることはなかった。
まさにパトロネージュ、縁故主義がここに極まれりです(まるでアフリカの独裁国家並)。
政府と官僚(検察・警察)らがグルになって隠蔽している現状では真実を明らかにすることは出来ない。
ここで知って頂きたいことは、今後何が起きるかです。
当然、正常に戻ることは考えられません。
世の常ですが、益々悪化する。
その内、身内の逮捕を見逃すだけでなく、政敵や邪魔者を冤罪逮捕し、遂には暴力排除も起こりうるでしょう。
ついに、安倍首相の街頭演説をやじった人が警察に強制排除された(札幌と東京で、独裁国家並)。
この行き着くところは、かつての治安維持法制定で警察が暴走し、政府に異を唱える者を根絶やしにし(虐殺も)、軍事独裁が進み、突き進んだ大戦でしょうか。
安倍首相が強く望んでいる憲法に緊急事態条項を加えることが成れば、上記に加えて、完全に日本はアウトになるでしょう。
この条項はヒトラーが密かに命じて国会議事堂に放火させ、これをテロ攻撃と断じて全権委任法を制定し、独裁を可能にした経緯を彷彿とさせる(民主的な憲法でしたが、これを許す条項があった)。
政府が隠蔽する社会的危機ほど恐ろしいものはない。
是非とも愚行を繰り返さないために、皆さん世界の歴史を知って下さい。
出来れば自ら学び理解してください。
次回に続きます。
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