バブルが経済を破壊した
日本が零成長になったのは1991年からでした。
その5年前から円高による景気減速を補うために政府・日銀は大規模な公共投資・金融緩和を行った。
これが土地投機などの巨大バブルを生み、やがて崩壊した。
これによって不動産企業だけでなく金融業界も大きな負債を、また多くの企業が余剰設備と負債を抱えるようになり、大型倒産が続発した。
その損失は短期的には倒産・失業・就職難が大きいが、それだけではない。
一つは危機終息と税収減、景気刺激の為に、図のように大幅な国債発行や増税を続けることになる。
結局、国民が尻ぬぐいをする。
今一つは企業家が消極的になったこと。
彼らは設備投資と賃上げを避け、その分を内部留保に回し海外投資に奔走するようになった。
これが先進国中、日本の生産性だけが延びず、消費が増えない理由であり、デフレ、成長率零の根本原因です。
これには先例があり、英国も19世紀、有り余る資金を海外投資に回し、国内は衰退に向かった。
安倍首相が海外への融資や援助で60兆円ほどばら撒いたのも同じです。
つまり日本はバブルで道を誤り、崩壊後も政府は闇雲に衰退へとリードしている。
実に馬鹿げている。
次に続く
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