*1
日本経済はなぜ凋落するのか
国内総生産の内訳の変化が教えてくれる
・ 労働者の賃金が下がっている
・ 企業が設備投資をしない
*2
黄色の雇用者報酬、7千万人労働者の所得が伸びていない。
11年間の日本の賃金の伸びはOECD35ヵ国中最下位で、しかも唯一7.3%減です。
この最大部分が伸びないのでGDPが増えないのは当然。
*3
ピンクの総固定資本形成―企業の設備投資と家計の耐久財購入など、が減っている。
東北震災復費やオリンピック建設費もここに含まれているにもかかわらず。
これはなぜか?
*4
1990年を境にして、それまでの積極的な設備投資が無くなり、2008以降は老朽化する設備を更新するだけになった(黒線が0で釣り合う)。
なぜか?
*5
このグラフは国内の設備投資(青)を減らす一方で、海外への直接投資(黄)に血道をあげていることを示している。
この対外直接投資の主なものは民間企業が株・債権などの金融資産を海外で取得することです。
円安は海外資産を膨張させるので、さらに勢い付く。
政府はかつての英国病の二の舞を避けるどころか助長さえしている。
自民党、さらに安倍政権はこれを加速させ、企業家と労働者の所得差は広がるばかり。
凋落とその原因は明確
次に続く
グラフはすべてhttp://3rdworldman.jugem.jp/?eid=210から借用
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