20171025

フランスを巡って 42: シュノンソー城 2





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今日は、シュノンソー城の内部を紹介します。
こじんまりした女の館で、それぞれの部屋やホールに特徴がありました。
非常にたくさんの観光客で混んでいました。



 
< 2. 城内マップ >

上の写真: 上流から見ている。
下の地図: 城は4階建てで、1階の様子を示す。上が上流。
1番は護衛兵の間、2番は礼拝堂、3番はディアーヌ・ド・ポワティエの部屋。
6番はギャラリー、9番はルイ14世の居室。
7番は階段を下りた所にある厨房。



 
< 3. 代々の女城主 >

この城は外観が美しく、ロワールの古城のなかでも1,2を争うと言われています。
この立役者が上記の7人の女性で、実に様々な女性らしい物語が秘められていました。

この城は16世紀の創建ですが、2番目の城主は国王の寵姫ディアーヌです。
この国王の正妻であったカトリーヌは国王の死後、ディアーヌを追い出し、主となり、橋の上にギャラリーを作り、この城は盛時を迎えた。
庭園にはこの二人の名が付けられている。

5番目のルイーズ・ド・ロレーヌは夫の国王が暗殺された後、白い喪服をまとい、この城の一室で祈りに人生を捧げました。
6番目のルイーズ・デュパンは啓蒙思想の知識人として有名で、モンテスキュー、ヴォルテール、ルソーといった哲学者をサロンに招き、シュノンソー城はかつて
の栄光を取り戻した。
またフランス革命の暴動から、この城を守った。

7番目のマルグリットは資産家の娘で、破産するまで城の修復に資産を投じた。
8番目の実業家の娘シモーヌは、第一次世界大戦中、このギャラリーを病院に改築し、2000人以上の負傷兵を自ら看護した。




 
< 4. ルイ14世の居室 >



 
< 5. ディアーヌ・ド・ポワティエの居室 >


 
< 6. ルイーズ・ド・ロレーヌの居室 >

上の写真: 三階のルイーズ・ド・ロレーヌの居室。
彼女はこの薄暗い一室に籠って、弔い続けた。

左下の写真: 三階のホール。
右下の写真: 一階の護衛兵の間のタペストリー。


 
< 7. ギャラリー >

上の写真: 1階のギャラリー。
下の写真: 2階のホール。



 
< 8.フランソワ一世の居室 >


 
< 9. 厨房 >


 
< 10. 通路など >


次回に続きます。



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