< 優秀な官僚達の冬 >
規制緩和は素晴らしい!
本当にそうなのか?
確かに規制緩和が競争を促し、価格低下を促すことはある。
しかし競争の条件が整っていなければ逆もある。
(寡占で価格アップか、賃金低下でデフレを加速)
安倍政権が行った水道民営化や移民拡大などは将来に大きな禍根を残す。
なぜなら海外の多くで悲惨な結果が出ている。
その一方、でたらめに緩和はするが発展の癌は放置する。
ところで、なぜ中国でスマホを使ったインタネット金融がここ20年弱で世界のトップに躍り出たかわかりますか?
これは産業スパイとコピーのお陰だ!(右翼)
実は中国企業のIT関連特許出願件数は世界でトップです。
アリババなど2社の取扱い金額は既に中国の全銀行を凌駕した。
(大手銀行は中国の公営企業で、これを脅かしているから驚きです)
これは政府が産業育成の目標を持って改革開放を続けているからです。
一方、日本は「おサイフケータイ」を2004年に始めていたが、そこまでだった。
一つには官僚が、既存の銀行業を守るため当初制限を設けたからです。
日本では、日常的に官僚が煩瑣な規制(指導)を行っている。
銀行が後に彼らの天下り先になるのは偶然だろうか。
政府は改革・規制緩和と言いながら、相変わらず官僚を抱き込むため彼らを野放しにする。
かつて日本の太陽電池は世界を牽引したが、原発を優先する為に、これを切り捨てた(中曽根)。
口惜しい!
事務方の官僚や呪縛された政治家らに先の産業が読めるのか?
次回に続きます。
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