軍拡が怖いからと言って軍を放棄すべきか
世界の中立国は防衛軍を持っている。
小国が軍を持たないこともあるが他国に依存している。
不穏な軍事大国やテロに走る国家や集団は存在する。
つまり防衛軍は必要です。
世界に安全保障のヒントがあり、大国と対等な軍備を持てない小国が参考になる。
ロシアに近い北欧やバルト三国を見ます。
対処は大別して三つある。
A 中立政策
B 集団安全保障
C ロシアに敵対しない
A スウェーデンは中立政策により第二次大戦の被害を軽微に出来た。
しかし1992年より中立政策を捨て、まだNATOに加盟していないが、この方向に進むだろう。
B ノルウェーとエストニアはNATOに加盟している。
C フィンランドはNATOに加盟せず、北欧理事会に参加しながらソ連に近い外交を行っている。
ちなみにこの4ヵ国の各人口はロシアの百分の2~7に過ぎない。
すべて軍を持っており、北欧の二ヵ国は国連などの派遣軍に積極的に参加している。
これらNATO加盟国はすべてロシアと国境を接している。
ウクライナ情勢が不安を駆り立ているようです。
これらは自国の軍備だけに頼ることをせず、中立政策も含めた外交と集団安全保障を重視している。
次回、集団安全保障についてみます。
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